ハートボイスプロジェクト

ハートボイスプロジェクトブログ

2016年7月7日

【保護者のための】子どもをあたたかく育てるコツ講座

お花とテキスト ペアレントトレーニング

広島で行動理論に基づき
一生使える発達障害の子ども達を育てるための
コツと技術をお伝えしている
ハートボイスプロジェクトの中谷美佐子です。

【保護者のための】子どもをあたたかく育てるコツ講座
第3期も本日10回目を迎え、来週は最終回となります。

3カ月間という長い講座でしたが、、、

子どもの行動が定着するまでには
たいてい3ヶ月くらいかかりますから、
それを考えると、お母さん達に体験してもらって、
学んだことを自分の身体の中に落とし込んでいってもらうには
必要な時間なのですね。

さて、今日は、これまでお母さん方に記録をつけてきてもらって
その記録に対して、どのように環境設定をしていけばいいかを
毎回お話させて頂いておりましたので、
そのまとめを書籍などを紹介しながらお伝えいたしました。

環境を整えるということはどういうことかと言うと、、、
簡単に言ってしまえば、子どもが叱られないように
こちら側(大人側)が配慮するということです。

何度も何度も叱られながら一つの行動を覚えていくのは
とても辛いことですから、
できるだけ叱らなくてもいい方法を
私達大人が工夫しましょうといったお話です。

例えば、学校などで
「はーい!みんな片付けて!」と言われることがあると思います。

そういう時に、すぐに片づけを始める子どももいれば、
ずっと突っ立ったまま、ボーっとしている子どももいます。

この子達は怠けているわけではなく、ボーっとしているわけでもなく
ただ単にどうしていいか分からないだけなのですが、
「何やっているの!さっさと片付けなさい!」と怒られてしまいます。

しかし、子ども達の背景を探ると
どこをどのように片付けていいのか分からないのかもしれません。
ひょっとすると、片付ける範囲が分からないのかもしれません。
また、物の置き場所が分からないのかもしれません。

環境を整えるというのは
どうすればいいかを明確に子どもに伝えることも
一つの手段になりますから、

「これはこの箱に入れて、こっちはこちらの棚に置いてね。
ここから、ここまで片付いたら終わりよ」等と
具体的な場所を指定したり
どこまで片づければ終わりが来るのかを明確にすると
子ども達も動ける(片付けやすくなる)わけです。

つまり、この場合は「範囲」と「終わりを告げる」ことで
子ども達は怒らなくても済むわけです。

言葉がけを工夫するだけでなく
他にもたくさん環境の整え方はありますが
ブログで書いているときりがありませんから
今日はここまでにしておきます。

子どもを怒れば怒るほど、
大人の怒鳴り声を聞いて育つ子どもの脳は
どんどん損傷されていきますから、
私達大人ができるだけ怒らないで済む工夫ができるといいですね。
それが、環境を整えるということなのです。

では、来週は最終回!修了式です。
参加者から最終報告の発表があります。
とても楽しみにしている私です~♪

第4期は今年9月から始まります。
残り1席となりました。
参加ご希望の方は(こちらをよく読んでから)お早めにお申込ください↓
2016秋冬【保護者のための】子どもをあたたかく育てるコツ講座

7月24日(日)学習・発達支援員養成講座の特別講演会を開きます。
テーマは「インクルーシブ教育をはじめよう!」
講師にノートルダム清心女子大学の青山新吾先生をお招きして
インクルーシブ発想の教育、教室における合理的配慮について
青山先生と私(中谷美佐子)がお話します↓
NPO法人日本インクルーシブ教育研究所

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