ハートボイスプロジェクト

ハートボイスプロジェクトブログ

2017年7月7日

子どもをあたたかく育てるコツ講座(ライブ)

子育て

学校

支援・トレーニング

こんにちは。
広島で行動理論に基づいて子どもの問題行動を解決している
ハートボイスプロジェクトの中谷美佐子です。

今週日曜日に私が運営しているNPOで
学習・発達支援員養成講座の説明会を開くため
その準備に妙に追われていて、、、

一昨日開いた「子どもをあたたかく育てるコツ講座第9回」の
テーマ【制限を設ける】について今頃ブログに書いています。
すみません。

さて、今回は子どもの許し難い行動に対して
大人は子どもに「制限を設ける」といいですよというお話でした。

子どもの許し難い行動というのは
人によって多少違うと思いますが
基本的には自分や他者を傷つけたり
命の危険が及ぶような行為のことです。

こういった行動に対して、
たいていの大人がどうしているかというと
「やめなさい」と怒っていたり、
罰を与えたりしていることが多いです。

子どもに「やめなさい」といったところで
子どもはやめてはくれませんし、
罰を与えようと怒鳴ったり、
叩いたり蹴ったりする大人もいますが
これらは虐待となるため、
子どもの脳の発達に決して良いものではありません。

そこで、大人も子どもも気持ちよくいられる方法としては
大人の言葉がけや対応の仕方を工夫するのが一番です。

言葉がけであれば、
どうしたら適切な行動になるかということを
子どもに教えて「できたら褒める」というのがいいです。

大人から見て子どもが許し難い行動をしている時というのは
たいてい子どもは何をどうするのが適切な行動なのかが
分かっていなかったり、パニックになっていたりします。

そのため大人は「やめなさい」と怒ることも多いと思います。
確かに「やめなさい」と怒られた瞬間は
子どもは一瞬、その不適切な行為をやめるのですが、
またしばらくするとやり始めます。

それはなぜかというと、
大人が子どもに何をどうしたらいいのかを
具体的に伝えていないからなのです。

そして、なぜ?子どもに何度言っても
子どもは全く言うことを聞かないのか?という疑問ですが
それは、その行動は良い行動なのだよと
大人が知らせて(褒めて)いないからなのです。

大人にとって出来て当たり前でも
子ども達にとっては、この世の中は大変なことばかりですから
出来て当たり前と思わず、
どうか「できたね」「頑張ったね」「よくやったね」と
褒めてやって頂けると子ども達はハッピーになれます。

それで、だいたい三ヶ月くらい、
子どもの良い行動を褒め続けると
その子どもの良い行動は定着しますので
大人が子どものその良い行動を褒め続けなくても、
子どもは自然と過去に大人から褒められたことのある行動を
続けてするようになります。

こういった理論をいくつか事例を紹介しながら
子どもの許し難い行動に罰を与えるのではなく
制限を設ける方法を具体的に説明していきました。

もっと具体的に詳しく知って、
子どもとの生活を穏やかにしていきたい方は
ぜひ「子どもをあたたかく育てるコツ講座」にご参加くださいね。

こちらは休憩タイムのハイビスカスとパイナップルのお茶です。
色がきれいなので見ているだけで癒されました。

この日は雨がよく降っていてジメジメしていたので
お部屋にレモンのアロマをたいてみました。
ジメっとしていても香りが爽やかだと気持ちが晴れますね。

第6期の子どもをあたたかく育てるコツ講座は
2017年9月6日(水)からスタートします。
残り2席です。詳細・お申込はこちらからご覧ください↓
2017秋冬 第6期 子どもをあたたかく育てるコツ講座

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