ハートボイスプロジェクト

ハートボイスプロジェクトブログ

2015年2月5日

発達障害

仕事を続けられない原因には
多くの要素があります。

脳機能の働きから、
相手の表情が読み取れなかったり、

物事のとらえ方や受け止め方が
多数の人達とは違うために
しょっちゅう意味を取り違えてしまったり、

脳機能の不具合から相手の言葉を
否定的に受け取りやすくなっていたり、

察することが困難なため、
相手が言っている意味を
うまく理解できなかったり、

周りの様々な音が気になって
相手の話を聞き取れなかったり、、、

要素をあげるときりがないくらい
たくさんあります。

発達障害のある人達は、
様々な環境や要素が重なり合って、
コミュニケーションがうまくいかないために
仕事を続けていけないことがほとんどです。

仕事を続けられないと、
どうしても収入がなくなりますから、
食べていけません。

そうすると、人は生きるために
手段を選ばなくなります。
もしくは自虐的になります。

そうすると、社会への怒りも出てきます。
怒りの連鎖は恐ろしい方へ向かっていきます。

大人になってから、
こういった状況に陥らないためにも
私は「早期発見・早期支援」を始める必要性を感じています。

発達障害のある子ども達を
普通の子ども達と同じような育て方をすると、
分からないことだらけのまま
大人になっていくことになります。

分からないことだらけの人生は
苦しみだらけになってしまいます。

彼らの苦しみをとりのぞくことは
私達大人でなければできないのです。

今、私達は発達障害を正しく理解して
適切な対応の仕方を学んでいく必要があります。