ハートボイスプロジェクト

ハートボイスプロジェクトブログ

2015年7月29日

人生・心

こんにちは。
行動理論に基づき、子育てのコツをお伝えしている
特別支援教育ジャーナリストの中谷美佐子です。

さて、先日お会いした年配の男性がこんなことをおっしゃっていました。
「病気もわたしの個性ですよ」と。

「うん?どういう意味だろう?」と思って、突っ込んでお聞きしてみると、、、

病気は毎日、自分がどう考えて、
どんな言葉をつかって生きているかによって
つくられていくのだと、おっしゃるのです。

一般的に、病気は、たばこやお酒、食事が原因だと思われているけれど、
実はそうではないのだと。
この年配の男性は長く生きてきて、そう気づいたのだと
おっしゃっていました。

以下が、彼が話した内容です。

「最も病気に影響を与えるのは
自分の考え方と、自分が使っている言葉なんだよ。

心配しすぎると、胃がしくしく痛くなるしね、、、
怒りをためこんでいると肝臓がやられるしね、、、
恐れがあると腎臓がダメになる、、、
悲しみは肺にくるんだよ、、、

自分が何を考えて、どう生きるかが病気に影響を与えて、
自分が使っている言葉が、いつしか自分に返ってくるんだよ。
人生とはそういうものなんだ。

因果応報というのはね、
良い原因をつくると、良い結果が生まれるということなんだが、
そう簡単にすぐには結果はあらわれないんだよ。

自分の中で、たぶん心の中で、
ずーっと溜め込まれていって、
それが、ある日、突然、出てくるという感じだよ。

それも、自分では気づきにくいかたちで出てくるんだ。

どんな風に出てくるかは、その人その人で違ってくるけれど
あなたが日々、考えていることや使っている言葉が
あなたの顔を美しくも、醜くくもさせるわけ。
だから、健康も病気も自分でつくりだしているようなもの。

だから、良いことを考えて、
良い言葉をつかって、
良い行いをこころがけていれば、
美しい顔になり、
そして、美しい身体がつくられていくのだと
長く生きてきて、いろんな病気をして、
僕はそう思うようになったよ。

人生は短い、あっという間に歳をとってしまう。
人生は本当にはかないですよ。
今、このときを大切に美しく生きなさいよ」

と、たくさんのことを、私に教えてくださったのでした

夏休み中は、子どもとずっと一緒にいると、
つい、ガミガミガミガミ言ってしまいがちですが、
ちょっと目をつむって、美しい言葉を発してみませんか?

美しい言葉は、子どもの顔も私達大人の顔も
かなり美しくさせる効果がありそうですよ。
わたしもがんばろっと!

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