2015年11月5日
子どもをあたたかく育てるコツ講座(ライブ)
行動理論に基づき、子育てのコツをお伝えしている
特別支援教育ジャーナリストの中谷美佐子です。
先程、発達障害の子どもをあたたかく育てるコツ講座
6回目が無事終わりました。
今日のテーマは「困った行動を減らす」でした。
そう!子育て中は、子どもの困った行動に
誰もが悩まされますね。
しかし、この困った行動ですが、
実は私達が子ども達に困った行動をさせてしまう
言葉がけや態度をしていたって、、、ご存知でしょうか?
子どもの困った行動というのは
自分(子ども)に関心を向けて欲しいといった意味なのです。
そのため、褒められたり認められたりする経験がないと
「怒られて」でもいいから、注目を得ようとします。
だから、子どもが困った行動をし続けるというのは、
大人が子どもを認めたり、
子どものいいところを見つけて
何が(どこが)いいところなのかを分かりやすく
具体的に言葉で伝えて褒めて欲しいよ~
という意味でもあるのですね。
そのため、褒められることがない子どもは
怒られてでもいいから、大人からの関心を得ようとするわけです。
そんなお話をしながら、
今日は困った行動を減らす工夫の数々をお伝えしました。
そして、先日、日本感覚統合学会が広島で開かれたので
子ども達のニーズに合わせた感覚玩具の説明もいたしました。
やはり、私達は子どもの感覚ニーズを満たしてやり
よりよい発達を促してあげられるといいですね。
こちらは、100円で買える「のび~る」です。
引っ張ってもよし、巻きつけてもよし、
子ども達に持たせておけば、いろんな遊びが広がりますよ↓
こちらも100円。指ではじいて葉っぱの中にカエルを入れる玩具。
楽しみながら、指先の力の調整訓練にもなります。
だからと言って、どうか訓練には使わないでくださいね。
遊びは楽しいからいいのですよ↓
そして、今日はとっても寒かったので
風邪をひきそうなときに飲んでおくといいらしい
ハーブティーをお出ししました。
さあ、来週はいよいよ後半に入ります。
この頃になると、お母さん達がとっても
褒め上手になってきて、
親子関係がとても穏やかになってきます。
来週もお会いできるのを楽しみにしています。