ハートボイスプロジェクト

ハートボイスプロジェクトブログ

2015年7月6日

支援・トレーニング

こんにちは。
行動理論に基づき、子育てのコツをお伝えしている
特別支援教育ジャーナリストの中谷美佐子です。さて、見え方に原因があり、
勉強や運動が苦手になることもある
ということをご存知ですか?

眼の運動で、書く力や集中力、読む力、

運動力、イメージ力の5つの力がつくそうです。

そこで、簡単にできる眼の運動がありますので

こちらのYouTubeから楽しみながら
眼の体操ができるといいかもしれませんね↓
ビジョントレーニング体操このビジョントレーニング体操は
眼が動きにくくて本が読みにくかったり、
ボールを上手に受け取れなかったり、
眼が疲れやすい人、
眼の能力を高めたい人におすすめのようです。

毎日、ビジョントレーニングをすることで

「仕事や勉強、家事がうまくいくようになった」
「物忘れが少なくなった」

「気分の落ち込みがなくなった」という声もあります。

どうやら、「見る」トレーニングを繰り返すことで

いろいろな困難さが解決することもあるようです。

ビジョントレーニングの第一人者
北出勝也先生のご著書

「学ぶことが大好きになるビジョントレーニング
読み書き・運動がにがてなのには理由があった」は
参考になると思います。近年では発達障害のあるお子さんに
ビジョントレーニングを取り入れている
療育施設や学校などもあり、
毎朝、ビジョントレーニングをしてから
授業を開始する小学校も出てきているんですよ。

皆様、お試しあれ!

7月20日開催のワーキングメモリと発達障害セミナー
の締め切りは7/13です。現在お申込みを承っております↓
NPO法人日本インクルーシブ教育研究所

2015年7月3日

子どもをあたたかく育てるコツ講座(ライブ)

こんにちは。
行動理論に基づき、子育てのコツをお伝えしている
特別支援教育ジャーナリストの中谷美佐子です。

今日は、10回目の講座でしたよ。
テーマは「環境を整える」です。

私はいつも子どもを褒めることの
大切さについて語っているのですが、、、

その前にとっても大切なことがあるのですね。

それは、子どもを褒めることができるように
環境を整えるということなのです。

環境というのは、自分の周りにある物だけでなく
人も含めて、いろいろ工夫しながら環境を整えなければ、
そりゃ~、うまくいかないことが多くなってきますよ!
というお話です。

例えば、「このお部屋をきれいにしてください」と言っても
ぼーっと立ったままで何もしない子がいるとします。

ここで「さっさと、お部屋をきれいにしなさい」と
怒りたくなると思うのですが、、、

まずは、どうして、この子はぼーっと立ったままなんだろう?と
疑問を持つといいですよ。

そして、ひょっとすると、
この子はお部屋の片づけ方が
分からないのかな?と思ってみたり、、、

いやいや、お部屋の片づけ方は分かるのだけれど、
どのくらいまで片づけたらいいのか?わからないのかも!?

うん?もしかすると、
部屋を片付ける手順が分からないのかな?
などと、いろいろ考えてみるといいのですね。

部屋を片付ける手順が分からないのであれば、
手順書を作ってやればいいですし、

片づける範囲が分からないのであれば
「ここからここまでを片付けてね」と言って
片づける場所を明確に指示してあげるといいです。

もう一つ、例を挙げると、
玄関で靴を脱ぎ散らかしてしまう子がいて、
何度言っても、何度怒っても、
子どもが玄関で靴をそろえてくれないのであれば、
足とか靴の形をしたシート等を玄関に置いてみましょう!

「あらまあ!びっくり、子どもがあっという間に
玄関で靴を揃えるようになりました。
子どもを叱ることばかり考えていましたけど、
私の工夫次第で子どもは叱らなくても済むのですね」と
おっしゃったお母様もいらっしゃいましたよ。

とまあ、こんな具合で
環境を整えるだけで、
子どもを叱らなくて済むというお話を
今日はあれこれ具体例をお見せしながら
参加者のお悩みやご質問にも答えながら
お話していきました。

実は、私たち大人が環境をうまく整えることができれば
子どもに腹が立つことは、あまりないように思います。

つまり、子どもの困った行動は
ほとんど私たち大人が子どもの分からない感を
理解していないせいかもしれませんね。

さて、今日は柿の葉茶とアイス最中をお出ししました。
柿の葉茶はビタミンCが緑茶の20倍ちかくあるらしいですよ。
だから、美肌や美白、肌荒れやニキビ対策になって
女性をきれいにしてくれる健康茶だそうです。

お部屋の香りはサイプレスにしました。
サイプレスは怒りやイライラを鎮めてくれる作用がある精油だとか。
それを聞いた参加者の皆さんが、思いっきり嗅いで帰っていかれたのが
結構、笑えました。

現在、ワーキングメモリと発達障害セミナーのお申し込みを受け付けています。
よろしかったら、こちらから見てみてください↓
NPO法人日本インクルーシブ教育研究所

2015年7月2日

人生・心

「もう、ちょっと聞いてください。
私、○○なこと言われたんです」

「○○なことを言う人がいるんですよ!
中谷さんはどう思われますか?」

「いくら言っても分からない。
何度言っても分からない人には
どうしたらいいんでしょうか?」

私も含めて、多くの人が
たくさん苛立ちながら生きていますね。

でも、ちょっと見方を変えるだけで
随分、穏やかでいられたり、
幸せに感じることもできるのですが、
なかなかそうはいかないのが人間です。

人はどうしても事象にとらわれて
しまいやすいのだろうと思います。

事象にとらわれず、
ただ、物事の受け止め方や
捉え方を変えるだけで
人と争わずにすみますし、
腹も立たなくなることは知っておくと便利ですね。

すべては自分次第ということです。

例えば、後ろからどーんとぶつかってきた人がいました。
一瞬「なんだよ?」なんて怒りが出たとしても
振り向くと、そこには目が見えない人が転げていました。

あなたはまだ腹が立っていますか?

恐らく、誰もが怒りはなくなっていると思います。

こんな風に、どんな事象にも
背景をさぐると理由があるものなのです。

そうすると、自分の前で起こるどんな事象への怒りや不満も
すべて「受けとめ方の自己責任」と捉えることもできます。

すると、どうでしょう。
学ぶことがいっぱいになってきますね。
「今回も学ばせてもらった」「教えてもらった」と
思えるようになってくると
気持ちが楽になってきませんか?

そうすると、、、
人と争っている時間がもったいないと思うようになりますね。

そんなことあってもいいよね。

私もあなたも意見は違うけれど
それでいいよね。

何が正しいかなんて分からないよね。
そういった考え方もあっていいね。

見方を変えて、
受け入れられる器を大きくしていくことで
人はより幸せに生きていけるのかもしれません。

7月20日(祝・月)
「ワーキングメモリと発達障害セミナー」があります。
こちらからお申込できます↓
NPO法人日本インクルーシブ教育研究所

2015年6月29日

学校

思春期

先日、息子の小学校の懇談会に出ました。
というよりも、私は役員をしているので
懇談会の司会をせねばなりません

まず最初に、担任の先生が子ども達の様子をお話くださった後で
「私がしゃべるよりも、皆さんが自由にお話してくださった方が
いいんですよね~」なんて言われたものですから、、、

私は調子に乗って、
「あの~、うちの息子くんは11月の修学旅行までに
みんな、どのくらいまで体の成長をしているのか?
いわゆる、そのものだけでなく、その周辺の諸々のことなど、、、
みんなと一緒にお風呂に入ることを心配しています」と
言ってみました。

そうすると、、、
皆さん、子ども達が小学6年生になっているので
すぐに察しがつくようで、、、
結構な盛り上がりを見せましたよ(笑)

担任の先生が「みんな発達の仕方は違うしね~
そりゃ~、大きさだって、みんな違うよね~
そこら辺を理解させて安心させてやるといいのかな~
女の子は洋服の上からでも胸のふくらみとか見えてくるけれど
男の子はズボンの中で隠れているから、見えないもんね~
そりゃ~、どうなっているんだろう?と思うよね~」
なんてお話された辺りから、、、

あるお母さんが質問されました。
「うちの子は子どもはどうやって作るのかを
しつこく聞いてくるんですけれど、、、
あまりにしつこくて、、、
こちらが恥ずかしくなって答えられないんです。
どうやって教えたらいいんですか?」と。

ふむふむ。。。
担任の先生が「う~ん」とか言っているので、
思わず、答えてしまった私

私が話した内容はこちら↓

「それはですね。性と生なんです。
性というのは生きるということなんですね。

子孫を残すということで、恥ずかしいことでも何でもないんです。
生きるために当たり前のことなんです。
愛と命を育むという視点で
たんたんと医学的に科学的に説明すればいいことなんです。

そうすれば、子どもはストンと落ちて
自分の体を大切にするようになって
他人の体も大切にしないといけないことに気づくんですね。

でも、子ども達は性について誰もちゃんと教えてくれないから
エロビデオとかエロ雑誌なんかで学ぼうとしちゃうんですよ。

そうすると、間違った性の知識がついてしまいますから
恥ずかしいこと、いけないこと等といった考えになってしまう場合もあります。

6年生にもなると精通が始まる子もいますし、
マスターベーションしたいけれど
これは悪いことなんじゃないか?とか
自分はおかしいんじゃないか?と思ったりする子もいるわけです。

精通もマスターベーションも
恥ずかしいことでもおかしいことでも何でもなくて、
人間として、当たり前の行為だということを
知らせてあげると安心するんですね。

ただ、人前でこういった話をしたり、
人前ですることではないのだということも
具体的に知らせておかないといけませんよ。

体はだんだん大人に近づいていますけれど、
心はまだまだ子どもですから、
やはり、私達大人は子ども達が体の変化に
心が追いついていかないということを理解して
寄り添ってやらないといけないのだろうと思います」

と、えらい、しゃべってしまった私

担任の先生を差し置いて
ちょっと、しゃべりすぎてしまったか?反省!

立石美津子さんがブログに書いていらっしゃいます。
参考になさってください↓
立石美津子オフィシャルサイト Blog ちょっと聞いてよ「性の問題」

日本インクルーシブ教育研究所で
7月20日(祝・月)にワーキングメモリと発達障害セミナーを開きます。
子ども達のワーキングメモリについて知ることができますよ↓
H.P. NPO法人日本インクルーシブ教育研究所

2015年6月26日

子どもをあたたかく育てるコツ講座(ライブ)

こんばんは。
行動理論に基づき、子育てのコツをお伝えしている
特別支援教育ジャーナリストの中谷美佐子です。

いや~今日は忙しかった~。
現在、夜9時半過ぎ、やっとブログが書ける時間ができました。

今日は9回目の講座「制限を設ける」でした。

制限を設けるというのは
簡単に言うと警告とペナルティです。

ペナルティというとひどい罰のように聞こえますが
決して、そういったものではありません。

ペアレントトレーニングでは
まずは、肯定的注目(ほめるやいいところ探し)が
できていることが基本となります。

その次に「してほしくない行動を減らす」ために
注目を取り去るということをします。
これが愛をもって見て見ぬふりをするということですね。

そして、協力を引き出す方法として
予告したり、選択しを与えたり、
~したら~してよいという取引等で
お互いの協力体制を整えていきます。

それでも、ダメなら警告をするということです。
警告とは脅しとは全く違いますよ。
最後に出す指示ですから
それに従えるチャンスを与えるということです。

だから、子どもが指示に従ってくれた時は
即座に「ありがとう」と感謝したり
「よくできたね」と褒める必要があります。

こういったコツというか方法を
具体的に例を出しながら
今日は説明していきました。

ただ、警告とペナルティに関しては
基本的に子どものいいところ探しや
褒めることができていなければ
しないで頂きたいと思っています。

参加者の皆さんには
「どうしてもしかたない時だけに
してくださいね」とお願いしました。

というか、
「褒める」と「愛をもって見て見ぬふり」
という方法を身につけていれば、
たいていの子どもが、
穏やかな生活を送ることができるようになるのですね。

この辺りをしっかり体感してくださっている
参加者の皆さんですから、きっと間違った方向へ
いかれることはないだろうといった前提で、
今日は知識として警告とペナルティについてお話しました。

もう少し、警告とペナルティについて
誤解をまねかないためにも詳しく書きたいのですが、
今日はもう眠いので、またいつかもう少し丁寧に書きたいと思います。

さて、本日のお茶はラズベリーリーフティーでした。
ラズベリーリーフはホルモンバランスを調整してくれるそうですよ。
毎月のつらい生理痛や生理前症候群等の症状も和らげてくれるらしいです。
その他には、喉の痛みや口内炎による痛みや不快感を緩和してくれるとか。
下痢にも効果があるらしいです。

お部屋の香りは森林浴ができる感じにしました。