ハートボイスプロジェクト

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自分らしさ

2015年2月26日

人生・心

私達は、
しなければならないこと、
嫌だけど仕方なくすること、
みんながしているから、
一般的にそうだから、
親や先生、友達に言われたから、
みんなが「普通にしろ!」と言うから、、、
と言いながら、
しぶしぶやっていることが多いと思います。特に発達障害のある人は
周りから「おかしい」「変だ」と言われることが多いため
しかたなく周りに従っている人がたくさんいます。

一方では、何としても自分の独特な考えに
周りを従わせようとやっきになっている人もいます。

そんなことをしていたら
「自分らしさ」はすっかり消えてしまいますね。

そして、自分も周りもとっても苦しくなってしまいます。

いつしか、皆と「違うこと」を考えてしまう自分は
ダメな人間なのではないかと思うようになってしまいます。

でも、誰がなんと言おうとやりたいこと、
人からどんなことを言われようと

やりたいことをやってみましょう!

ただ、自分を傷つけない、
他人を傷つけない、
社会のルールに従う、
人から危険人物と思われないようにすることは大切ですよ。

そして、自分の良さを自分で認めて表現する、
自分で自分を素晴らしいと言える、
自分にしかできないことをやる、
心から喜びがわいてくることをするとき
誰もが「自分らしく」いられるますね。
みんな一人一人個性があり、同じ人は1人もいません。
みんな、必ず、素晴らしいところがあります。
短所も見方を変えれば
長所になることだってあります。
自分が「できること」と「できないこと」の限界を知り、
それを認めることで、
生きやすくなっていくのです。そして、あなたの苦手は長所となり、

欠点は魅力となっていきます
自分らしさというのは、人と比べたり、
誰かの目を気にしたりする必要はないのです。
人の言いなりになる必要もないのです。
「心からやりたい」と思うことをすることで、
自分らしい生き方ができるのだと思います。
そして、自分らしい生き方が出来るようになると
自然と人生が良い方向へどんどん流れだしていって、
幸せを感じられるようになっていくのですね。
私達はみんな周りからのサポートを必要としています。
そのサポートに感謝しながら、

自分らしく工夫しながら生きればいいのです

さあ、前に進んで行きましょう

折れない心のつくり方

2015年2月16日

メディア

人生・心

ここのところ、
子ども達を見ていても、
周りの大人を見ていても、
すぐに折れてしまう人が多いな~と感じます。

すぐに折れてしまうようでは
発達障害への正しい認識普及活動など
できはしませんから、、、
当然、私はどんなことがあっても
折れたりはしないように考え方の工夫をしています。

しかし、発達障害というのは理解してもらいにくい分野ですから、
何かと批判されやすいため、
発達障害への認識普及活動の中で、
私も何度か心が折れそうになったことがあります。

批判されると誰しも、
苦しくなったり、悲しくなったり
心が折れそうになりますね。
私も人間ですから、
時にそういった気持ちになります。

ただ、私はたくさんの苦しみを乗りこえてきたので
苦しみを乗りこえた後の「喜び」というものが
どういったものなのかを、何度も経験してきています。
思えば、苦しみや悲しみというのは、
私自身が成長するための踏み台というか
道のりだったように思います。

その乗りこえた先で気づいた
「本当の喜びとは何か?」や
「本当の幸せとは何か?」を知った瞬間の記憶というのは
いまだに私の身体の中に残っていて、
その記憶をたよりに苦しみを乗りこえた先を見つめて
苦しみの時をふんばることができるようになってきています。

そんなメカニズムを1年くらい前でしょうか?
分かりやすく解説している番組がありました。

NHKのクローズアップ現代です。
”折れない心”の育て方~「レジリエンス」を知っていますか?~
というタイトルでした。

その放送の記事がありますので、
ちょっと読んでみるといいですよ。
元気になれると思います↓
クローズアップ現代 NHK ONLINE
http://www.nhk.or.jp/gendai/kiroku/detail02_3486_all.html

神様がくれた耳

2015年1月28日

人生・心

学校

FB【はっ!と気付くいい話】さんのシェアです。
こんな言葉を言ってくれる学校の先生が、世界中で増えますように

アメリカの学校で理科の授業中
実験に使っていたマウスが逃げ
どこに隠れたのかわからなくなった
女性の教師はみんなに探させたが
見つからない。

そこで全員を席に着かせ
自信たっぷりにこう言った。

「これだけ探して発見できないのなら
あとは、モリス君にお願いしましょう」

途端に、ちょっと待って何でアイツが
という声があちこちから起こった。

教室はざわめき、一人が
「モリスには無理です」
と手を挙げて言った。

実はモリスは目が不自由なのである。

教師は答えた
「なるほど、確かに目が不自由です
だからモリス君には無理だと
みんなは思うかもしれません。

でも、先生は知っています。

モリス君は目が不自由でも
神様から素晴らしい能力をもらっています。

聴力です。

それを生かせば必ず
マウスを見つけてくれると
先生は信じています。

モリス君、お願いできますか?」

そして、モリスは期待に応えて捜し出した。
そして、日記にはこう書き残した。

「あの日、あのとき、僕は生まれ変わった。

先生は僕の耳を神様がくれた耳と言って
褒めてくれた。

僕はそれまで目が不自由なことを
心の中で重荷に感じていた。

でも先生が褒めてくれたことで
僕には大きな自信がついた」

このマウス事件から十数年
神の耳を生かして音楽の道に進んだ。

スティービー・モリスは
シンガー・ソングライターとして
鮮烈なデビューを果たす。

スティービー・ワンダーという名前で!

私が考えていたこと

2015年1月22日

人生・心

仕事

発達障害への正しい認識普及活動を始めて、
3年が経とうとしています。

思えば、当時の私は、どうすれば、より広く、
発達障害を正しく伝えられるかをずっと考えていました。

テレビで定期的に発達障害番組を放送すれば
あっという間に理解は広まるかもしれないけれど、
同時に誤解も増えていくだろうと危惧しました。

「そうだ!草の根的に伝えていくのもいいかもしれない」と思って
始めたのが、月1回の発達障害啓発セミナーでした。
セミナー企画運営などしたこともなかった私が
試行錯誤しながらもスタートしたセミナー事業、
講師交渉に始まり、会場予約、受講者の申込受付など
一日中、仕事に追われることになりました。
本業のテレビの仕事はそっちのけです

相談事業やカウンセリングなど一切していなかったにもかかわらず、
当事者からのひっきりなしにかかってくる相談電話、
保護者からのメールでの問合せなどなど…
早朝だろうが深夜だろうがお構いなしです。

どれもこれも「どうやって生きていけばいいのか?」
「この子をどうやって育てればいいのか?」
といったものばかりでした。

そのくらい人々は発達障害のことがよく分からなくて困っていたのです。

そんな思いもよらなかった過酷な活動が
2年ちょっと続きました。
正直、しんどかった~

でも、人々が何を望んでいて、
どのように社会を変えていきたいのかはよく分かりました。

そして、学校教師や保護者だけでなく支援者にも
行動分析に基づいた子どもとの関わり方を学ぶだけでなく、
感覚統合についての知識が必要だと分かりました。

また、現状を考えると、各学校には専門性のある支援員を
配置していかなければ、通常学級に在籍する発達障害の
子ども達は健やかに育つことはできないかもしれないとも確信しました。

そんな私が一番しんどかった頃に、
ソアラサービスの牛来社長が声をかけてくださいました。
右往左往している私にそっと手を差しのべてくださり
インタビュー後、ブログに書いてくださっています。

今、そのブログを読むと、改めて、私がやろうとしたことが
着実に前に進んできていることを感じます。

「今を生きる子ども達のために、
誰もが生きやすいと感じられる社会にしたい」
そんな思いをいつか実現してみせるといった
当時の私の意気込みのようなものが感じられる内容です。

ひとまず、できるところまで突き進んでいきたいと思っています。
こちらから、そのブログを読むことができます↓
SO@R OFFICIAL BLOG