ハートボイスプロジェクト

ハートボイスプロジェクトブログ

最終回の流れ♪

2017年12月15日

Webでコツ講座

人生・心

子どもをあたたかく育てるコツ講座(ライブ)

こんにちは。広島で行動理論に基づき
子どもをあたたかく育てるコツをお伝えしている
ハートボイスプロジェクトの中谷美佐子です。

さて「子どもをあたたかく育てるコツ講座」は
先週水曜日に11回目となり最終回でした。
お1人、体調を崩されてお休みされた方がいましたが、
一昨日、補講を受けられ無事、修了されました。

そして、昨日はWeb講座が修了式でした。

最終回はまず各自の記録を検討して
それから10週間プログラムのふりかえりを発表してもらいます。

どの参加者も同様に
「子どもを変えようとして参加したけれど
実は大人の自分が一番、自分のことが分かっていなくて…
子どもを観察しながら、自分のことが見えるようになってきて
一番変わらないといけないのは自分だとようやく気づいた」
と発表されていました。

ふりかえりの発表内容はこちらから読むことができます↓
第6期子どもをあたたかく育てるコツ講座 第1期Web講座 ふりかえり

そして、講座の中で心を落ち着ける方法を数々学んだことで
随分、生活がしやすくなったともおっしゃって下さっていました。
本当に有難く思います。

発表が終わると小さな修了式をして
修了証書とその季節に合ったプレゼントをお渡ししています。

皆さんにはアンケートを書いてもらっている間に
私はいつもデザートとお茶の用意をしています。

今回はくろもじ茶とデザートセットをお出ししました。

くろもじはアロマで使われることが多いのですが
島根県では健康茶として飲み継がれてきているそうですよ。
お湯を注ぐと、ふわ~っとお部屋に香りが広がって
とてもいい気分になるお茶です。

・シークワーサーゼリーにナタデココ
・パイナップルサイダー
(お酢とてんさい糖にパイナップルを3日程浸けてソーダで割ります)
・花山椒クッキー
・チョコレートビスケット

あとは、デザートを食べながらおしゃべりをして
それから「11回もの講座よく頑張ったね~」と言いながら
互いにハンドマッサージをし合って
手から伝わる人のあたたかさを感じてもらいました。

もう一つ、気になることは
これまで毎週私が参加者へリマインドして
「あっ、そうだった」と気づいて修正したり
再思考したりできましたが、
これから1人立ちしていかなければなりません。

そのため、少し不安になられる方も多いので
これから安心して過ごせるように
心を穏やかにするちょっと変わった呼吸法をお伝えしました。
それはどんなものなのか?ここには書かず…
参加してからのお楽しみとしておきましょう。

何でもそうですが、
心が落ち着いていなければ子育てだけでなく
どんなことも上手くいきませんから
まずは自分を深く理解して自分自身を整えることを
大切にして生きていきましょうねといった
お話をして終わりました。

皆さん、とても明るい表情で帰っていかれましたので
これから子ども達とあたたかい関係をつくって
幸せで笑いのある暮らしが続くことを期待しています。

また不安になったらいつでも私のところへいらしてください。
一緒に笑いながら楽しく前向きに学び合いましょう。

次の講座は2018年4月から始まります↓
第7期子どもをあたたかく育てるコツ講座
Webで学ぶ 子どもをあたたかく育てるコツ講座

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子育てのコツや、行動理論に基づいた子どもとの関わり方、
多様な人達、違いを認め合える関係づくり等について書いています。
また、ハートボイスプロジェクトの講座案内等もお送りします。
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子どもの周りの環境を整えることは大切

2017年12月1日

Webでコツ講座

子どもをあたたかく育てるコツ講座(ライブ)

子育て

支援・トレーニング

こんにちは。広島で行動理論に基づき
子どもとのあたたかな関わり方をお伝えしている
ハートボイスプロジェクトの中谷美佐子です。

一昨日、子どもをあたたかく育てるコツ講座
10回目をライブで開き、今日はWebでの講座でした。

内容は「環境を整えると問題が起きにくくなる」
言い換えると「問題が起きにくいような環境設定をする」
ということです。

つまり、子どもの周りで問題が起きるというのは
環境が整っていないとも言えるわけです。

人も環境に入りますから
子どもの周りにいる大人達の発する言葉が
曖昧で長くて分かりにくかったり、
否定的な指示や命令が多かったり、
子どもの苦手な部分への指摘が多かったり、
子どもを怒らせる言葉がけをしょっちゅうしていたり、
こういったことが度重なると
大人と子どもとの関係は一気に崩れていきます。

そこで、どうするか?なのですが、
まずは子どもにかける言葉を
「肯定的に、具体的に、ストレートに」すると良いです。

肯定的に言われて怒る子どもはまずいませんから
お試しください。

そして、子どもに指示をした時に
子どもがボーっとしていたり、騒いだりしていると
つい大人は子どもを怒ってしまうのですが、、、

果たして自分の指示が子どもに伝わっていたのか?と
自分に問ってみるといいです。

たいてい大人は自分で分かっていることを
子どもも分かっているだろうと勝手に判断して、
子どもに曖昧な指示をしています。

そして、子どもが理解できる指示を
自分がしていなかったにもかかわらず、、、
「どうして分からないの!」
「さっき言ったでしょ!」と怒っています。

何ともかわいそうな子ども達が多いことか。

例えば「ここ掃除して」と言われても
子どもはどの範囲までを何時までに
どのようにお母さん(先生)は掃除して欲しいのかを
言われていないわけですから当然理解できません。

だから、具体的に「リビングの床に落ちている玩具を
この箱に入れてね」等と伝えてやるといいわけです。

「運動場のゴミを拾いましょう」と言われても
ASDの子ども等はおそらくボーっと立っていることも多いと思います。
またADHDのお子さん等は走り回っているだけということもあるでしょう。

それは指示が明確でないために
子ども達はどうしていいか分からないからなのです。

そういった場合は、子どもに袋を渡して
「この袋がゴミでいっぱいになったらゴミ拾いはおしまいね」
と言ってゴミ袋を渡してやるとか、
運動場に線を引いてやってゴミ拾いの範囲を決めてやる等
その子に合わせた工夫をするといいのです。

こういった言葉や環境の調整を全くせずに
子どもが言うことを聞かない、
子どもが全然理解できないと不平不満を言ったところで
大人が望む好ましい行動を子どもがしてくれるはずもありませんから、
どうぞ、まずは私達大人の言葉の使い方や対応の仕方、
問題が起こりにくい環境づくりを心がけてみてください。

変えられるのは「自分と未来」だけですから
どうぞ他人を変えようなどとは思わないでください。
それは無理ですから。

子どもを変えようとするのではなく
大人自らが言葉の使い方や子どもの環境調整をしていくことで
子ども達はたくさんのことができるようになって
自信をもって「自分のことが好き」と言える
自己肯定感のある子どもに育っていくのです。

こちらは一昨日ライブ講座でお出ししたゆず茶です。

参加されている方(支援者)が
「先生、最近すごく穏やかですね~」と言われるようになった
とおっしゃっていて、私は何だか嬉しかったです。

また「穏やかに暮らす努力をするようになった」
とおっしゃっていたお母さんもいらっしゃったので、
一日に一回はお茶を飲む余裕や休憩をとる大切さ、
休日にはしっかり遊んでリフレッシュすること、
夜8時以降はスマホを見ない、
1日7~8時間睡眠など、
毎回の講座で繰り返しお伝えしているせいでしょうか、

そんなちょっとした心に余裕のある生活を
参加してくださっている皆さんが心がけているようです。

実は、この講座では
「心に余裕があると、子ども達にやさしくなれる」
ということに気づく訓練もしています。

さあ、次回(来週)は11回目でラストです。
「子どもをあたたかく育てるコツ講座」に参加しての
感想を各自発表して修了式です。
みんな(私も)よく頑張ったなと思います。

第7期子どもをあたたかく育てるコツ講座は残り3席です↓
2018年4月11日(水)開始予定

広島市内から遠くにお住まいの方はこちらです↓
第2期Webで学ぶ子どもをあたたかく育てるコツ講座

教師のための子どもとの関係づくり講座は
満席となりましたのでお申込を〆切りました。

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子どもが危険な行為をした時、怒る以外の方法は?

2017年11月24日

Webでコツ講座

子どもをあたたかく育てるコツ講座(ライブ)

子育て

支援・トレーニング

広島で行動理論に基づき、子どもをあたたかく育てるコツを
お伝えしているハートボイスプロジェクトの中谷美佐子です。

一昨日、ライブで子どもをあたたかく育てるコツ講座9回目を開催し
今日はWebでの講座を開いていました。

今回のテーマは「子どもが許せない危険な行為をした時に
どうするか?」でした。

子どもが危険な行為をした時はたいていの大人が
「怒る」「怒鳴る」「叱る」「説教する」となる場合が多いのですが、
これらの対応では何度怒っても子どもは大人の言うことを
聞かないことが多いと思います。

むしろ怒れば怒るほど、
ますます、その危険な行為をするようになっていきます。

それは、大人の怒るという行為が子どもに注目しているからなのです。

何度もお伝えしていますが
怒るのも(指摘するのも)褒めるのも、
子どもに注目していることになるため
子どもの行動は強化していきます。

だから、子どもを怒りたくなるような行為には
注目しないというのが鉄則です。

でも、注目しないだけで大丈夫なのだろうか?といった
疑問が湧いてくると思います。

そういう時は、子どもの不適切な行動に注目せず
子どもが良い行動をし始めるまで
「ちょっと」=ほんの数分、待てば大丈夫です。

しばらくすると、子どもは必ず良い行動を始めますから
その時をねらって具体的に言葉にして褒めると
不適切な行動はなくなっていきます。
そして、その良い行動を私達大人が褒め続けていれば
子どもは必ず良い行動を定着させていきます。

それは、大人が子どもを褒めるという行為によって
「あ~こういうことをすれば大人が
僕に(私に)目を向けてくれるのだな」と子どもが理解しますから、
大人から注目を得たい時は好ましくない行動ではなくて
良い行動をして大人から自分に目を向けて
もらおうとするようになるからです。

この理論を私達大人が分かっていれば
子どもと一緒に悪戦苦闘しなくて済むのですね。

それでも、うまくいかない時や
『肯定的に、具体的に、ストレートに』何度伝えても
子どもが危険な行為をやめようとしない場合は
制限を設けるという方法があります。
この方法を今回はお伝えしました。

例えば「家の窓ガラスにボールを投げるのをやめなさい」と
何度言っても、子どもがやめようとしない場合は、
「ボールは公園へ行って公園の壁に投げます」と伝えます。
※近所の公園にボールを投げてもいい壁があるといいのですが…

この時、子どもがすぐに従ってくれればいいのですが
従わずボールを家の窓ガラスに投げ続けたら
「もう一回、家の窓ガラスにボールを投げたら
そのボールをお母さんが20分あずかります」と言います。

ここで、子どもが家の窓ガラスに
ボールを投げるのをやめてくれればいいのですが、
やめなかった場合は速攻、ボールを20分間あずかりましょう。

そして、時間がきたら、ボールを子どもに返して
「ボールは公園で投げようね」と伝えます。
この時、説教などせず、さらっと流すことが大切です。

ここで気をつけなければならないことが
「20分あずかります」と言っておきながら
ボールをあずからなかった場合です。

この場合は、子どもが「お母さんは言うだけで実行しない」
ということを知るため、
やはり、子どもは言うことを聞かなくなります。
どうぞ首尾一貫をお忘れなく。

こちらはライブ講座でお出ししたお抹茶です。

Web講座ではこういったお茶やお菓子を
お出しすることができないのが残念なのですが、
その代り、Webならではの良さが沢山あります。

見せたい資料や手書きのものがあれば、
スキャナーで取り込んで送信したり
スマホで写真を撮って送信したり
zoomで画面共有したりもできるのです。

チャットワークやフェイスブックメッセンジャーでの
やり取りをうまく行いながら、
ありとあらゆる機器を駆使してzoomで互いに顔を見ながら話せば
どんなに遠くにいてもつながることができて、とても楽しいのです。
まさしく、文明の利器とはこのことです。

第1期教師のための子どもとの関係づくり講座は
満席となりましたのでお申込を〆切りました↓
2018年10月13日(土)開始予定

第7期子どもをあたたかく育てるコツ講座は残り3席です↓
2018年4月11日(水)開始予定

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第2期Webで学ぶ子どもをあたたかく育てるコツ講座

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比べられるのは嫌

2017年11月17日

Webでコツ講座

人生・心

子どもをあたたかく育てるコツ講座(ライブ)

子育て

支援・トレーニング

広島で行動理論に基づき子どもをあたたかく育てるコツを
お伝えしているハートボイスプロジェクトの中谷美佐子です。

一昨日、ライブで子どもをあたたかく育てるコツ講座7回目、
今日はWeb講座7回目を開いていました。

今回は「子どもの協力を引き出す方法」をお伝えしたわけですが
子どもが大人に協力したいな~と思えなくなる
大人の言葉というのはどんなものか、ご存知でしょうか?

私達も過去は子どもでしたから思い出せば分かると思います。
それは比べる言葉です。

例えば「○○ちゃんはもうできてるのに、○○くんはまだできていない」
「○○くんはちゃんとしているのに、○○ちゃんはどうしてかね~?」
などの言葉です。

これらは子どもに早くやらせようとして
大人が言っている何気ない言葉ですが、、、
こんな風に比べられると誰でも嫌になってしまいます。

だから、子どもはやる気が失せてしまいますから
大人の言うことに従う気にはなれなくなってしまうわけです。

子どもをやる気にさせようと思うなら、
ぜひとも下記を試してみてください。

まず、子どもがこちらに気づくように近づいてやり、
そして、穏やかに「○○ちゃん、○○しようね」と静かに言います。
子どもが従ったら「○○ちゃん、○○できたね。えらいね」等と言って
褒めてやりましょう。

そうすると子どもは素直に自分ができたことを喜びますし
「あ~こうすれば、大人に褒められるんだ」と分かり
次からその良い行動を自らするようになっていきます。

参加者の皆さんが「うん、あるある!」と頷いていらっしゃり、
「おばあちゃんがよく言うので、
それを聞いて嫌だなと思いながらも
自分も同じようなことを子どもに言っています」
とおっしゃっていたお母さんもいました。

知らぬ間に、こういった子どもを比べる言葉を
私達大人は使っているものです。

子ども達が健やかに育っていけるよう
(比べる言葉を使わないで)
肯定的にストレートに子ども達に伝えることを
ちょっと心がけてみていただくと嬉しいです。

さて、7回目のライブ講座では参加者の背中が
堅くなっているような気がして
背中をほぐす運動を皆でしてみました。
床に転がって両手で両足を抱えて左右と前後に
ごろんごろんと転がります。
背中をほぐすと凝り固まった考え方等もほぐれていいのです。
写真を撮り忘れたので分かりにくいですね。ごめんなさい。

そして、Web講座の方では5分間だけ寝息を出す瞑想をしましたよ。
瞑想はアメリカ等では医療の現場だけでなく
会社内でも取り入れられているほど今ブームとなっていますね。

脳は何もしていなくてもエネルギーを消耗しますから
たまには休めてやらないとかわいそうです。

いつも疲れている人、気づいたら何かいつも考え事をしている人、
ストレスが多い人、怒りの感情や衝動性が出やすい人など、
ぜひ一日10分間だけでも毎日静かに(椅子などに座って)
目を閉じ、自分の呼吸に意識を向けてみてください。
身体がスッキリしてとても気持ちいいのでオススメです。

子どもをあたたかく育てるコツ講座詳細はこちらです↓
2018春夏4月からスタート 参加者募集中 定員4名
Web講座の詳細はこちらをクリック

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親子が楽しみながら使える強化子

2017年10月26日

Webでコツ講座

子どもをあたたかく育てるコツ講座(ライブ)

子育て

支援・トレーニング

広島で行動理論に基づき子育ての楽しさをお伝えしている
ハートボイスプロジェクトの中谷美佐子です。

昨日はライブで、今日はWebで
子どもをあたたかく育てるコツ講座でした。

不思議なことにライブでの参加者とWebでの参加者が
交流しているわけでもないのに似ていらっしゃいます。
みんな「頭の中がグルグルしている」とおっしゃいます・笑
何かしら引き合うものがあるのでしょうか?面白いですね。

それで、昨日はレモンのアロマを焚きました。
レモンは不安や混乱を取り除いてくれて
明るい気持ちになれるようで、
人の意見に左右されず
自分の意志を伝える強さをもたらしてくれるらしいです。

さて昨日のテーマは
「子どもの望ましい行動を増やすためのトークンシステム」でした。
このトークンシステムというのは簡単に言ってしまえば
ご褒美(強化子)のことです。

ご褒美というと、たいていの人が
「子どもに褒美を与えているとモノを欲しがる子どもに育つ」
と思っています。

しかし、それは子どもにモノを与えるとき
大人が笑顔と賞賛を子どもに与えながらモノを渡していないから
モノを欲しがる子どもに育ってしまうのですね。

子どもが何かを頑張った時に
私達大人はご褒美にモノを与えることが多いのですが、
この時、大人が笑顔で褒め言葉と一緒に子どもにモノを与えていれば
モノを欲しがる子どもには育たないのです。

つまり、モノを欲しがる子どもになったのは
私達大人がモノだけを子どもに渡していたということです。

そして、一旦子どもにモノを与えると
次にまたモノを欲しがって物欲がエスカレートすると
思っていらっしゃる方もいますが、
子どもに褒め言葉を添えてモノを渡していれば
いずれはモノを欲しがらない子どもにもなるのです。

それは周りの大人の褒め言葉から
周りの大人が自分を認めてくれている
(注目してくれている)と分かるようになるため
子どもの自己肯定感が高まり、
いずれはモノが必要なくなってくるわけです。

だから、子どもが素直に育つには
いかに大人が子どもに肯定的注目を
与えるかということが重要になってきます。

ただ、肯定的注目(褒める、認めるなど)だけでは
子どもの従順さを引き出せない場合もありますから
そういった時はトークンを使うといいのです。

このトークンというのはちょっとしたお菓子だったり
玩具のお金だったり、ポイントでもシールでも
めったに飲ませてもらえないコーラでも、
めったに食べさせてもらえないカップラーメンでも
何でもいいのです。

私の息子はめったにコーラも飲ませてもらえなく
めったにカップラーメンも食べさせてもらえないので
幼い頃はこの2つが大きなトークン(ご褒美)でした・笑
その息子も今ではニキビを気にして
「あまりヘルシーじゃないから」と言って
コーラもカップラーメンも必要でなくなっています。

このように、いつまでも子どもにトークンが
必要なわけではないのです。

トークンは大人に負担がかからないもので続けられるものであれば
子どもの好ましい行動を引き出すのにとても効果があります。

それで、昨日のライブ講座でも、今日のWeb講座でも
実際に使うトークンをいろいろお見せして
実例も紹介しながらご褒美の与え方や使い方の説明をしたわけです。


こちらは講座前にお出ししたレモン水です。
私の話を聞いている時に「眠くなったら左側のお菓子を食べて覚醒させて
下さーい」と言っていつも何かしらカリカリッとするものをお出しています。

来週は子どもの困った行動にはどのように対応すれば
子どもが好ましい行動をするようになるかを解説していきます。

子育てを楽にしたい方、
適切な子どもとの関わり方を学びたい方、
子どもが怒らない方法を知りたい方、
これ以上子どもを怒りたくない方、
子どもがかわいいと思えるようになりたい方、
私と一緒に子どもの行動の意味を理解して
楽しくて前向きな生き方を始めてみませんか?

来年4月からの講座詳細はこちらです↓
子どもをあたたかく育てるコツ講座
Webで学ぶコツ講座

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多様な人達、違いを認め合える関係づくり等について書いています。
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