ハートボイスプロジェクト

ハートボイスプロジェクトブログ

2016年4月14日

子どもをあたたかく育てるコツ講座(ライブ)

講座お花

行動理論に基づき、子育てのコツをお伝えしている
特別支援教育ジャーナリストの中谷美佐子です。

昨日、ハートボイスプロジェクトで
保護者のための子どもをあたたかく育てるコツ講座
第3期をスタートさせました。

昨日は参加者が初めてお越しになる日なので
さわやかな香りをお部屋に漂わせたくて「ゆず」を焚きました。

ゆずには、落ち込んだ気持ちを
明るく前向きにしてくれる効能があるのだそうですよ。
また、免疫系を強化する作用があるので
風邪予防にもなるのだとか。

上のお花の写真の後ろの方で煙がでていますね。
「ゆず」を焚いています。

さて、第一回目は
この講座がペアレントトレーニングと発達障害特性理解、
心と身体の健康を保つための方法など様々なことを学びながら
人生をより穏やかに楽しく過ごせるように構成されていることを
じっくりお話するのですが、、、

昨日は、お子さんが大変な二次障害(自傷)になってしまい、
困っていらっしゃたお母様がいらっしゃいましたので
じっくりお話を聞かせて頂きました。

やはり、二次障害を防ぐためにも、
子ども達の個々の特性を理解して
社会や学校で、そして家庭で、
その子その子に合わせたサポートの仕方を
知っておくことが大切だと痛切に感じました。

二次障害はたいてい小学校高学年辺りから出てきますから
中学生になった頃から他害や自傷が始まることもあります。

二次障害はそのお子さんへの周りの環境や対応が
不適切であったという結果ですから、
やはり、早期発見・早期対応の大切さを
引き続きお伝えしていかなければならないと強く思った次第です。

でも、よくお母さんの育て方を責めている人達に出くわしますが
お母さんもまた褒められて育った経験がなく
叱られながら育っていることもあり
子どもの褒め方が分からないという方も多いのです。

負の連鎖が続いてきていることに気づいた人が
そこで断ち切ることが必要なのですが
それになかなか気づくことができない社会があるように思います。

だから、社会全体で子育て中のお母さん達を
支えられるシステムが必要だと私は思っています。

みんな一人では生きていけないように
お母さんもまた一人では子育てはできないのですね。

どうか、お母さん達の子育てを責めないであげて欲しいと思います。
お母さんだって子どもと同じように
褒められないと何が良いことなのか分からないし
子育ての自信がなくなってしまうのです。

そうすると、自己肯定感が下がっていきますから
子どもの育ちの焦りから、子どもを必要以上に叱ってしまうことになりかねません。

子どもをあたたかく育てるためには
やはり、お母さん達をあたたかく支える社会が必要なのです。

ちょっと重たい話になりましたが
昨日は、現代社会における子育て中のお母さん達への支援が
なさすぎることを痛切に感じた第一回目となりました。

これから1か月間、お母さん達にはお子さんの素の状態を
観察してきてもらいます。

お子さんがその行動をする前の行動がどんなものだったのか?
お子さんがその行動をとった後にお母さんはどんな言葉をかけたのか?
何もしなかったのか?どんな態度をしめしたか?などなど、、、
一か月間の記録をとります。

この記録がお母さん達にたくさんの発見を与えます。
そして、幸せへの第一歩を踏み出すことになります。
一か月後、お会いするのを楽しみにしています。

昨日ご紹介した参考図書はこちらです↓
発達障害が引き起こす二次障害へのケアとサポート (ヒューマンケアブックス)

スイートピー


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2016年4月13日

メディア

仕事

子育て

学校

FMちゅーピー
左からFMちゅーピーの水田アナ、石田チーフディレクター。
一番右が私です。

昨日のFMちゅーピーすまいるパフェ
MISAKO先生のVIVA! 発達凸凹~s! では
今月1日に施行されたばかりの
【障害者差別解消法】についてお話しました。

内容は以下にちょこっとまとめておきます。

この法律【障害者差別解消法】は
不当に差別をしてはいけませんよというもので、
その人が困らないように
できる限りの「合理的配慮をしなければならない」と
定められています。

合理的配慮というのは、
例えば、知的障害のある人には
ふりがな付きの文章にするとか、

ディスレクシアがあって、読み書き困難がある場合は
ICT機器を使ってもいいとか、

どうしても教室で、発達上、体が動いてしまう子には
授業中、体を動かしてもいい時間を設けるとか、
体を動かしてもいい授業づくりをするとか、

その人に合った工夫(配慮や互いの調整等)をすることを
【合理的配慮】と言います。

つまり、個々によって合理的な配慮は異なるため、
みんなが障害特性について知っていないと
配慮(調整)をするということは難しいだろうと
私は思っています。

この法律はどんなところが新しいのかと言うと
今まで、その人ができないのは「障害のせい」と捉えられてきましたが
これからは「障害のせい」にするのではなくて
「社会のせい」と考えてみませんか?ということだろうと思います。

知的障害があるから、人の話が分からないのではなくて
知的障害がある人が分かるように
ふりがなをつけたり、具体的に書いたりしていない
社会環境に原因があるのだと捉えてみようということです。

社会全体で、障害があると言われている人達と
一般的に健常者と言われている人達の間にある大きな壁(障壁)を
なくしていきましょうと言っているのがこの法律です。

それで、この法律は学校やお役所などの公的機関に
義務づけられているので
学校等ではお子さんへの配慮について
お母様方は伝えやすくなったと思っています。

これまでは子どもが学校に合わせるといった形でしたが
これからは学校がそれぞれの子どもの障害特性に合わせて
配慮や調整をしていかなければなりません。

「私はこういうことに困っています」
「私の子どもはこうすると上手くいきます」
「こんな工夫をしてもらえると助かります」といったことを
伝えやすい社会にしていける第一歩かな?と
私は思っています。

そして、合理的配慮というのは、障害があるからと言って
「最初からあきらめなくてもいいんですよ。
ちょっと工夫すれば大丈夫だし、
社会環境をちょっと整えれば何とかなるよね?」
というところから始まっていけるといいですね。

もう既に、どの学校もやっていますけど、、、
例えば、車椅子に乗っている子がいます。
車椅子だから階段は登れません。
だからと言って、学校にエレベーターをつけろ!と
要求するのではなくて、
車椅子の子がいるクラスを1階にするという
工夫をしていますね。

つまり、両者の要求をうまく調整しているわけです。
これが合理的配慮なのです。

何はともあれ、
大切なのは本人との対話ですから、
どんな時に困難さを感じるのか?
その困難さにはどのような配慮や調整が必要なのかを
両者が丁寧に話し合うことが必要なのです。

困っていることに対して、本人そっちのけで
話を進めていってはいけませんよね。

そして、これから保護者の皆さんは
「自分の子どもの障害特性を学校へ伝えると
モンスターと思われるんじゃないか?」とか、

「こういった配慮が必要ですと伝えると
メンドクサイと思って嫌われるんじゃないか?」等と思わず、
【伝えていく力】をつけていくことが問われているかもしれません。

伝えることによって、(互いの立場への理解不足から)
両者が対立することがよくありますが、
合理的配慮は誰のためにあるのか?を
私達は常に考えておかなければならないでしょう。

合理的配慮というのは、
互いに配慮するというよりも、
互いに調整するといった方がいいと思います。

だから、みんなで互いに調整しながら
みんなが一つになって
この法律をみんなが幸せでいられる
ためのものにしていきましょう!

考えてみれば、健康な人だって
助け合いながら暮らしているわけですから、
人は一人では生きていけないことを
もう一度思い出してみないといけないような気がします。

障害者差別解消法は
「自分が必要な助けを求めてもいいんだよ。
自分が必要な助けを得てもいいんだよ。
みんなが必要な助けを求めることができる
社会にしましょうよ!」と伝えてくれているように
私は思うのです。

障害者差別解消法については
内閣府のホームページから
リーフレットをダウンロードすることができます↓
http://www8.cao.go.jp/shougai/suishin/sabekai_leaflet.html

こちらは『わかりやすい版』です↓
http://www8.cao.go.jp/shougai/suishin/sabekai_wakariyasui.html

昨日のラジオでは、こんなお話をいたしました。
次回は5月10日(火)午後2時からです。
Ustreamでもご覧頂けます。

2016年4月8日

外国

カンガルー

先月17日から1週間ほどオーストラリアに行っていました。
それも、12歳の息子を連れて、チャリンコ2人旅です。

風景のいい写真や大きな虹が写った写真などお見せしたいのですが
息子が許可してくれませんので、
こんな感じといったような、、、
それも息子の部分を水色の大きな丸で隠している写真しかお見せできません(笑)

今、息子や私を入れ込んだ写真ばかり撮らなければよかったと反省。

サイクリング

このママチャリで息子と二人でケアンズの旅をしてきました。
この写真も両端にいる私と息子をカットしているので
ちょっと変ですね。すみません。

ママチャリ

さて、オーストラリアはさすがオーガニック大国です。
スーパーに入るとORGANICという文字が目に飛び込んできます。

オーガニックアーモンドミルク

そして、何といっても標識が分かりやすい国です。
こちらは見るだけですぐに分かる自転車専用道路です。

標識(自転車専用道路)

バスの後ろにはこれ!分かりやすいですね。

バスの後ろ

そして、街中には南国のお花がそこらじゅうに咲いていて
カラフルな鳥がいっぱい飛んでいました。

オーストラリアの花

オーストラリアの鳥

街中がこんな感じで、緑と青い空。

オーストラリアの信号

食べ物も南国です。

パパイヤ

滞在したホテル近くのスーパーで買ったこちらの飲み物は
驚くほどの美味しさで、毎日飲んでいました。

オレンジマンゴージュース

そして、こちらはオーストラリアのジャングルです。
世界は広いですね。

ジャングル

こちらは海。きれいですね。
熱帯魚がたくさん泳いでいました。

オーストラリアの海

熱帯魚

今回は息子と一緒だったため取材へは行けなかったので、
オーストラリア・ケアンズのシンプルで分かりやすい標識を
少しばかり紹介するだけになってしまい
観光案内のようになってしまいました。
ごめんなさい。

次回はオーストラリアのインクルーシブ教育について
お伝えできればと思っています。

ラッシュガードの私