ハートボイスプロジェクト

ハートボイスプロジェクトブログ

2015年6月29日

学校

思春期

先日、息子の小学校の懇談会に出ました。
というよりも、私は役員をしているので
懇談会の司会をせねばなりません

まず最初に、担任の先生が子ども達の様子をお話くださった後で
「私がしゃべるよりも、皆さんが自由にお話してくださった方が
いいんですよね~」なんて言われたものですから、、、

私は調子に乗って、
「あの~、うちの息子くんは11月の修学旅行までに
みんな、どのくらいまで体の成長をしているのか?
いわゆる、そのものだけでなく、その周辺の諸々のことなど、、、
みんなと一緒にお風呂に入ることを心配しています」と
言ってみました。

そうすると、、、
皆さん、子ども達が小学6年生になっているので
すぐに察しがつくようで、、、
結構な盛り上がりを見せましたよ(笑)

担任の先生が「みんな発達の仕方は違うしね~
そりゃ~、大きさだって、みんな違うよね~
そこら辺を理解させて安心させてやるといいのかな~
女の子は洋服の上からでも胸のふくらみとか見えてくるけれど
男の子はズボンの中で隠れているから、見えないもんね~
そりゃ~、どうなっているんだろう?と思うよね~」
なんてお話された辺りから、、、

あるお母さんが質問されました。
「うちの子は子どもはどうやって作るのかを
しつこく聞いてくるんですけれど、、、
あまりにしつこくて、、、
こちらが恥ずかしくなって答えられないんです。
どうやって教えたらいいんですか?」と。

ふむふむ。。。
担任の先生が「う~ん」とか言っているので、
思わず、答えてしまった私

私が話した内容はこちら↓

「それはですね。性と生なんです。
性というのは生きるということなんですね。

子孫を残すということで、恥ずかしいことでも何でもないんです。
生きるために当たり前のことなんです。
愛と命を育むという視点で
たんたんと医学的に科学的に説明すればいいことなんです。

そうすれば、子どもはストンと落ちて
自分の体を大切にするようになって
他人の体も大切にしないといけないことに気づくんですね。

でも、子ども達は性について誰もちゃんと教えてくれないから
エロビデオとかエロ雑誌なんかで学ぼうとしちゃうんですよ。

そうすると、間違った性の知識がついてしまいますから
恥ずかしいこと、いけないこと等といった考えになってしまう場合もあります。

6年生にもなると精通が始まる子もいますし、
マスターベーションしたいけれど
これは悪いことなんじゃないか?とか
自分はおかしいんじゃないか?と思ったりする子もいるわけです。

精通もマスターベーションも
恥ずかしいことでもおかしいことでも何でもなくて、
人間として、当たり前の行為だということを
知らせてあげると安心するんですね。

ただ、人前でこういった話をしたり、
人前ですることではないのだということも
具体的に知らせておかないといけませんよ。

体はだんだん大人に近づいていますけれど、
心はまだまだ子どもですから、
やはり、私達大人は子ども達が体の変化に
心が追いついていかないということを理解して
寄り添ってやらないといけないのだろうと思います」

と、えらい、しゃべってしまった私

担任の先生を差し置いて
ちょっと、しゃべりすぎてしまったか?反省!

立石美津子さんがブログに書いていらっしゃいます。
参考になさってください↓
立石美津子オフィシャルサイト Blog ちょっと聞いてよ「性の問題」

日本インクルーシブ教育研究所で
7月20日(祝・月)にワーキングメモリと発達障害セミナーを開きます。
子ども達のワーキングメモリについて知ることができますよ↓
H.P. NPO法人日本インクルーシブ教育研究所

2015年6月26日

子どもをあたたかく育てるコツ講座(ライブ)

こんばんは。
行動理論に基づき、子育てのコツをお伝えしている
特別支援教育ジャーナリストの中谷美佐子です。

いや~今日は忙しかった~。
現在、夜9時半過ぎ、やっとブログが書ける時間ができました。

今日は9回目の講座「制限を設ける」でした。

制限を設けるというのは
簡単に言うと警告とペナルティです。

ペナルティというとひどい罰のように聞こえますが
決して、そういったものではありません。

ペアレントトレーニングでは
まずは、肯定的注目(ほめるやいいところ探し)が
できていることが基本となります。

その次に「してほしくない行動を減らす」ために
注目を取り去るということをします。
これが愛をもって見て見ぬふりをするということですね。

そして、協力を引き出す方法として
予告したり、選択しを与えたり、
~したら~してよいという取引等で
お互いの協力体制を整えていきます。

それでも、ダメなら警告をするということです。
警告とは脅しとは全く違いますよ。
最後に出す指示ですから
それに従えるチャンスを与えるということです。

だから、子どもが指示に従ってくれた時は
即座に「ありがとう」と感謝したり
「よくできたね」と褒める必要があります。

こういったコツというか方法を
具体的に例を出しながら
今日は説明していきました。

ただ、警告とペナルティに関しては
基本的に子どものいいところ探しや
褒めることができていなければ
しないで頂きたいと思っています。

参加者の皆さんには
「どうしてもしかたない時だけに
してくださいね」とお願いしました。

というか、
「褒める」と「愛をもって見て見ぬふり」
という方法を身につけていれば、
たいていの子どもが、
穏やかな生活を送ることができるようになるのですね。

この辺りをしっかり体感してくださっている
参加者の皆さんですから、きっと間違った方向へ
いかれることはないだろうといった前提で、
今日は知識として警告とペナルティについてお話しました。

もう少し、警告とペナルティについて
誤解をまねかないためにも詳しく書きたいのですが、
今日はもう眠いので、またいつかもう少し丁寧に書きたいと思います。

さて、本日のお茶はラズベリーリーフティーでした。
ラズベリーリーフはホルモンバランスを調整してくれるそうですよ。
毎月のつらい生理痛や生理前症候群等の症状も和らげてくれるらしいです。
その他には、喉の痛みや口内炎による痛みや不快感を緩和してくれるとか。
下痢にも効果があるらしいです。

お部屋の香りは森林浴ができる感じにしました。

2015年6月25日

メディア

子育て

こんにちは。
行動理論に基づき、子育てのコツをお伝えしている
特別支援教育ジャーナリストの中谷美佐子です。

ここ数年、キレる子どもが増えているという話を
よく聞くようになりました。


子どもがキレたとき、大人はどう対応すればいいのか?
私たち大人は困ってしまいますね。

困ってしまうと、、、
つい怒ってしまいがちですが、
怒っても、怒っても、
全く効果がないことを
たいていの大人が経験しているように思います。

むしろ、火に油を注ぐようなことに
なったのではないでしょうか?

そこで、怒らない対応方法について
先日、テレビで放送していて、
とてもいい内容でしたので紹介しますね。

キレる子どもを意外な授業で激減させた小学校の取り組みや
最新の脳の研究から分かったキレるメカニズムなど
わが子をキレなくするための方法が分かります↓

NHKあさイチ 5月18日(月)
特集「キレる」子どもにどう接する

2015年6月23日

二次障害

発達障害

小学低学年くらいから
小児性のうつ病にかかっている子どもが
結構な数いるように思っている私です。

私達大人が子どものことをよく分かっていないまま
子育てしているのが原因かな?と思ったり、、、

「何で、そんなこともできないの!」と怒りそうになったら、

「どうして、できないんだろう?」と疑問を持つと
子どもがどうしてできないのか?見えてきますから
手助けしてやれます。

「早くしなさい!」と怒りそうになったら、

「時間の感覚が違うのかな?」と思ったり、
「私は子どもよりも何倍も長く生きてきたから
同じことを何度も経験して
早くできるようになっているけれど、、、
子どもはまだ生きてきた年数が短い。

だから、今、子どもは練習中!
早くできなくて当たり前よね」なんて
思ってみるといいかもしれませんよ。

「何で」「どうして」「早く」、、、

毎日毎日、怒られっぱなしの子ども達の気持ちに
ちょっと寄り添っていただけるとうれしいです。

怒られることが多いADHDの子ども達を
鬱にしない接し方について、
こちらから学ぶことができま~す↓
アメーバニュース
頭ごなしに叱っちゃダメ!
ADHDの子どもを鬱にしない接し方

2015年6月19日

子どもをあたたかく育てるコツ講座(ライブ)

こんにちは。
行動理論に基づき、子育てのコツをお伝えしている
特別支援教育ジャーナリストの中谷美佐子です。

先ほど、8回目の講座が終わりました。
今日のテーマは「子どもの協力を引き出す方法」でした。

私達大人の(身勝手なことも多い・笑)要求に
子ども達に応えてもらおうとしたとき、
ちょっとしたコツを知っておくと
互いに気持ちよい関係がきづけますよ~というお話。

親子の対立を少なくする
4つの方法はこれ!

1、効果的な指示の出し方
2、選択させる
3、予告
4、「~したら~してよい」という取引

これら4つを具体的な例を出して
詳しくお伝えしました。

例えば、効果的な指示の出し方をする場合には、
5つくらいポイントがあるのですが、
その中の一つに
「質問系で指示をださない」というのがあります。

これは、私達大人がよく使っている言葉で、
例えば、、、
「いつ、始めるの?」
「どうして、しないの?」など。

こういった言葉には
たいて「早くしなさい」という意味が含まれていますが
自閉症の子ども達には理解できないことが多いのです。

平均的な発達をしている子どもであれば
「あ~、早くしろって言っているんだな」と
察するというか理解することができます。

一方、自閉症の子ども達は脳機能の働き方から
言葉を言葉通りに受け取りますから、
「いつ、始めるの?」と聞くと、
本当に質問されていると思って
「明日!」とか答えてしまうわけです。

「どうして、しないの?」と聞くと、
「嫌だから」なんて答えが返ってくることもあります。

それは、言葉の裏の意味や、
言葉に含まれる様々な意味などを、
うまく理解できないからです。

しかし、たいていの大人が自閉症の子ども達の
返答に対して「ふざけている」とか「屁理屈を言う」と
捉えてしまいますから、
この辺りから親子喧嘩が始まってしまいます。

こういったことを避けるためには
「質問系で指示を出さない」ことが
ポイントなのです。

こんな感じで、
今日は自閉症の子ども達の特性理解と共に
数々の伝え方のコツや、
やりとりの仕方などについてお話しました。

参加者の皆さんが
「え~、知らなかったから、
結構、質問系で話しかけていました。
その方がやんわりと伝えることができて
いいと思っていました~」

「自閉症の子ども達にひどいことをしていたことに
今、気づいて、反省しています~」

「知らないって、恐ろしいですね~」などなど、、、
いろいろ、自身を振り返っていらっしゃいました。

さて、今日は女性がきれいになる「プリティウーマン」というハーブティーにしてみました。
レディズマントル、コリアンダー、オレンジ、シナモン、マリーゴールド、レモンバーム、
フェンネル、ダンデライオン、ローズ、バニラの入ったブレンドティーです。

お部屋のアロマはオレンジをたいてみました。
しゃきっと元気になる感じがしましたよ。

これは、どうでもいいけど、息子が小学校に上がる前にはいていたスリッパ。
さっき、靴箱を整理していたら出てきました(笑)
「ひつじちゃんのスリッパが欲しい」と言うので、
息子を連れて広島そごうへ行った記憶があります。
今は思春期に入って、子どもとオジサンの真ん中みたいになっているけれど、
あの頃は可愛かったな~。