ハートボイスプロジェクト

ハートボイスプロジェクトブログ

2015年6月25日

メディア

子育て

こんにちは。
行動理論に基づき、子育てのコツをお伝えしている
特別支援教育ジャーナリストの中谷美佐子です。

ここ数年、キレる子どもが増えているという話を
よく聞くようになりました。


子どもがキレたとき、大人はどう対応すればいいのか?
私たち大人は困ってしまいますね。

困ってしまうと、、、
つい怒ってしまいがちですが、
怒っても、怒っても、
全く効果がないことを
たいていの大人が経験しているように思います。

むしろ、火に油を注ぐようなことに
なったのではないでしょうか?

そこで、怒らない対応方法について
先日、テレビで放送していて、
とてもいい内容でしたので紹介しますね。

キレる子どもを意外な授業で激減させた小学校の取り組みや
最新の脳の研究から分かったキレるメカニズムなど
わが子をキレなくするための方法が分かります↓

NHKあさイチ 5月18日(月)
特集「キレる」子どもにどう接する

2015年6月23日

二次障害

発達障害

小学低学年くらいから
小児性のうつ病にかかっている子どもが
結構な数いるように思っている私です。

私達大人が子どものことをよく分かっていないまま
子育てしているのが原因かな?と思ったり、、、

「何で、そんなこともできないの!」と怒りそうになったら、

「どうして、できないんだろう?」と疑問を持つと
子どもがどうしてできないのか?見えてきますから
手助けしてやれます。

「早くしなさい!」と怒りそうになったら、

「時間の感覚が違うのかな?」と思ったり、
「私は子どもよりも何倍も長く生きてきたから
同じことを何度も経験して
早くできるようになっているけれど、、、
子どもはまだ生きてきた年数が短い。

だから、今、子どもは練習中!
早くできなくて当たり前よね」なんて
思ってみるといいかもしれませんよ。

「何で」「どうして」「早く」、、、

毎日毎日、怒られっぱなしの子ども達の気持ちに
ちょっと寄り添っていただけるとうれしいです。

怒られることが多いADHDの子ども達を
鬱にしない接し方について、
こちらから学ぶことができま~す↓
アメーバニュース
頭ごなしに叱っちゃダメ!
ADHDの子どもを鬱にしない接し方

2015年6月19日

子どもをあたたかく育てるコツ講座(ライブ)

こんにちは。
行動理論に基づき、子育てのコツをお伝えしている
特別支援教育ジャーナリストの中谷美佐子です。

先ほど、8回目の講座が終わりました。
今日のテーマは「子どもの協力を引き出す方法」でした。

私達大人の(身勝手なことも多い・笑)要求に
子ども達に応えてもらおうとしたとき、
ちょっとしたコツを知っておくと
互いに気持ちよい関係がきづけますよ~というお話。

親子の対立を少なくする
4つの方法はこれ!

1、効果的な指示の出し方
2、選択させる
3、予告
4、「~したら~してよい」という取引

これら4つを具体的な例を出して
詳しくお伝えしました。

例えば、効果的な指示の出し方をする場合には、
5つくらいポイントがあるのですが、
その中の一つに
「質問系で指示をださない」というのがあります。

これは、私達大人がよく使っている言葉で、
例えば、、、
「いつ、始めるの?」
「どうして、しないの?」など。

こういった言葉には
たいて「早くしなさい」という意味が含まれていますが
自閉症の子ども達には理解できないことが多いのです。

平均的な発達をしている子どもであれば
「あ~、早くしろって言っているんだな」と
察するというか理解することができます。

一方、自閉症の子ども達は脳機能の働き方から
言葉を言葉通りに受け取りますから、
「いつ、始めるの?」と聞くと、
本当に質問されていると思って
「明日!」とか答えてしまうわけです。

「どうして、しないの?」と聞くと、
「嫌だから」なんて答えが返ってくることもあります。

それは、言葉の裏の意味や、
言葉に含まれる様々な意味などを、
うまく理解できないからです。

しかし、たいていの大人が自閉症の子ども達の
返答に対して「ふざけている」とか「屁理屈を言う」と
捉えてしまいますから、
この辺りから親子喧嘩が始まってしまいます。

こういったことを避けるためには
「質問系で指示を出さない」ことが
ポイントなのです。

こんな感じで、
今日は自閉症の子ども達の特性理解と共に
数々の伝え方のコツや、
やりとりの仕方などについてお話しました。

参加者の皆さんが
「え~、知らなかったから、
結構、質問系で話しかけていました。
その方がやんわりと伝えることができて
いいと思っていました~」

「自閉症の子ども達にひどいことをしていたことに
今、気づいて、反省しています~」

「知らないって、恐ろしいですね~」などなど、、、
いろいろ、自身を振り返っていらっしゃいました。

さて、今日は女性がきれいになる「プリティウーマン」というハーブティーにしてみました。
レディズマントル、コリアンダー、オレンジ、シナモン、マリーゴールド、レモンバーム、
フェンネル、ダンデライオン、ローズ、バニラの入ったブレンドティーです。

お部屋のアロマはオレンジをたいてみました。
しゃきっと元気になる感じがしましたよ。

これは、どうでもいいけど、息子が小学校に上がる前にはいていたスリッパ。
さっき、靴箱を整理していたら出てきました(笑)
「ひつじちゃんのスリッパが欲しい」と言うので、
息子を連れて広島そごうへ行った記憶があります。
今は思春期に入って、子どもとオジサンの真ん中みたいになっているけれど、
あの頃は可愛かったな~。

2015年6月12日

子どもをあたたかく育てるコツ講座(ライブ)

こんにちは。
行動理論に基づき、子育てのコツをお伝えしている
特別支援教育ジャーナリストの中谷美佐子です。

今日は7回目の講座でした。
テーマは「困った行動を減らす・クールダウン」です。

子どもの困った行動を減らすためには
上手に見て見ぬふりをしながら
子どものよい行動が出てきたとき、
すかさず褒めることが大切なのだと
前回お伝えしました。

今日は、目の前にどうしても
困った行動を増やしてしまう
要因となるものから離れるために
クールダウンの方法をお伝えしました。

クールダウンというのは、
ちょっと、その場所から離れて
気持ちを落ち着かせるということです。

かっかかっかしている親の前にいる
子どもはますますギャーギャー言うようになりますから、
親がちょっとその場を離れる等の工夫が必要です。

一方、子どももギャーとなってしまう対象から
離れるためのクールダウンの方法についても
お話しました。

でも、子どもにクールダウンさせる前に
私たち大人の方がクールダウンしないと
いけないことの方が多かったり、、、笑

そんなお話をしながら、
クールダウンやタイムアウトを
どのようにしていけばいいかを詳しくお伝えしました。

参加者の皆さんが
「クールダウンやタイムアウトをする前に
子どもを褒めることが上手にならないといけませんね」と
おっしゃっているのを聞いて、
今日も、とてもうれしくなりました。


疲れた心を元気にさせるアロマ(シナモン)をたいてみましたよ。


皆さん、子育てや職場でお疲れのようでしたので、
脳ストレス解消という音楽をかけてみました。

支援者のSさんが「ここに来ると落ち着きます。子どもへの関わり方だけでなく
自分の身体や心を整えることができるので、学びが多いです。感謝です」と
おっしゃってくださり、とてもうれしかったです。ありがとうございました。

2015年6月11日

発達障害

ここのところ、
栗原類さんがADHDの一つ
注意欠陥障害(ADD)だと
TVでおっしゃったことから、
ADHDってなんだろう?
ADDってなんだろう?と思う方が ac
増えてきたように感じます。

実際のところ、分かっているようで
分かっていない人が多いのでは?!と思います。

一般社会では、
障害=ない方がいいもの、劣っていること等
といった固定観念を持っている人が
多いかもしれないのですが、、、

障害というのは
「違うところ」と捉えるといいんじゃないかな?と
私は思っています。

人に障害があるのではないのですね。
人と人との間に「互いの違いを理解しえない」
「理解できるほど違いを知らない」という
障害=障壁があると
私は捉えています。

そう捉えると、
もっと多様性を認めることができるんじゃないかな~?

さて、栗原類さんのおかげで
多くの人達に興味をもってもらえたADHDについて
ひとまず、簡単にでも知りたいという方は
kaienのホームページの解説が分かりやすいかもしれません↓
kaien ENABLING EXCELLENCE
ADHD(注意欠如多動性障害)

おそらく、これを読むと
皆さん「私も~」といった感じになると思います。

そう、みんなADHDの特性を持っているんです。
ただ、度が過ぎるとなると
生活や仕事に支障が出てきますから、
そこは、社会的支援を受けたり
自分で工夫できるようになれるといいですね。

※ADHDの特性がたくさんあるから
仕方ないから、人に迷惑をかけても許してくれよ~という
意味ではありません。

自分も周りの人もADHDの特性に気づいて
不具合が起きているところは
どのように工夫して生きればいいかを
支援者と共に考えることが必要です。

そして、欠点を欠点のまま
長所に変えるということ。
これが大切です。

例えば、、、
短気ですぐに怒ってしまうという人がいたとします。
短気は欠点として出れば、
「怒りっぽい人」となってしまいますが、、、

長所として出して行けば
「行動力のある人」や
「瞬発力のある人」
「仕事が早い人」になれるわけです。

こうやって短所を短所のまま
長所に変えていく!

これがいいですね

さあ、ADHDについても勉強していきましょう。
「知る」は力なり!