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ふりかえり 第6期子どもをあたたかく育てるコツ講座 第1期Web講座

2017年12月15日

Webでコツ講座

受講者の声

子どもをあたたかく育てるコツ講座(ライブ)

広島で行動理論に基づいて
子どもをあたたかく育てるコツをお伝えしている
ハートボイスプロジェクトの中谷美佐子です。

さて、先週、子どもをあたたかく育てるコツの
ライブ講座が終了し、本日Web講座が終了しました。

こちらで参加者が発表してくださった
10週間プログラムの振り返りを紹介します。

【支援者 50代女性】
この講座を受講して本当に良かったです。
講師の中谷さんに感謝で、環境を整えていただいて
とても癒されました。

私の対応が子どもをより苦しめてしまったり、
間違った強化をしてしまっていたことは分かりましたが
具体的にどのような対応をしたら、子ども達がハッピーに
私自身がハッピーになれるのかを学んで身につけたくて
この「子どもをあたたかく育てるコツ講座」を受講しました。

この講座では、子ども達…という前に
自分自身のことをより見つめる機会となりました。
記録をとるということでたくさんのことに気づかされました。

無意識で行っている自分の言葉や態度が
子どもの行動に出ているだけで、
私が変わると子どもも変わるのだと実感しました。

今は子どもに対しては腹を立てることもなくなり、
落ち着いた気持ちで見ることができるようになりました。

ただ対応にまだまだ経験不足で
未熟だと感じていますので学び続けていきたいと思います。

【支援者・保護者 50代女性】
前回の講座では夫への感謝の気持ちが芽生えたところで終了となり、
再受講し、2度目の今回は成果を確実にするためには
まず己の精神(頭)と身体が整わないと始まらない事に気づかされ、
最終日の今も苦闘しています。

「学校のカバンを自室へ置く」
「学校からの書類と弁当箱を出す」という目標行動の観察を通して、
自分の性急な特性が浮き彫りになりました。

「これが済んだら次はこれ。何でできないの」と、
行動がなかなか定着しないことに初めはイライラしていました。
原因を探ろうと、声かけ前の行動に注目し始めたのが
3回目の受講後です。

帰宅してから鞄を持って2階へ上がるまでの時間の言動を
事細かく記録していくうちに、
子どもの特性や気持ちを無視して常に自分の特性ペースで
物事を進めていたことに気づきました。

「学校から帰ったら直ちに書類と弁当箱を出し、
速やかに自室へ荷物を持って上がって着替える。
当然、おやつや休憩はその後」という
固定観念を持っていたことに気づいたのは5回目講義の間際です。

それ以降は「子どものペースで待つ」ことを意識するようになりました。

子どもに目標行動を定着してほしくて最初の頃は意識して
「ありがとう」と感謝の言葉を伝えていました。
裏を返せば、普段から言っていないということ。
形から入った感謝の気持ちも少しずつ
「ありがたい」気持ちに変化していきました。

「家族」の中に、2人の息子と自分のほかに
夫や実家の弟や母の顔も見えてくるようになりました。
そうなるまでには葛藤もありました。

家族以外の人には普通にありがとうと言えるのに、
どういう訳か家族にたいしては余程の事がない限り
感謝していなかった自分が情けなかったり、
依然として進まない配慮や実家に山積する心配事に加え、
周りが変わらないなら自分が変わらないといけない
「ねばならない」意識で観察していたため
「何で自分だけ。私も支援してもらいたいのに」と
悲観していた時期には、角栓抜き動画にひたすら見入っていました。

講座の中で呼吸法を教えて頂き、
止めどない自分のマイナス思考が少し減少したようで、
最近、久しぶりに会った知人達に
「優しい顔つきになった」と言われたり、
高かった血圧が落ち着いた数値になっていました。

やはり自分の思考は人生そのもの。
どこまで行ってもキーパーソンは自分自身だということを
肝に銘じて睡眠時間の確保に努めたいと思います。

【保護者 40代女性】
最初ももちろん真剣に取り組みましたが、
週を重ねる毎に子どもを見つめ、
かつ自分を見つめ直すことができました。

扱いにくい子、気が合わない子という
既にレッテルを貼りつけたまま向きあっていたことを
完全に知ることができ、
色めがねを外して、余計な一言をつつしもうという気になりました。

「観察」か「監視」か分からなくなったりもしましたが、
それ自身、私の内での認知が違っていたんだなあ…と感じました。

この講座も残すところ2週間となった時から
私自身の気持ちや日常の取り組みが変わったことを
はっきり覚えています。
自分と向き合い自分を知ったのだと思います。

美佐子先生からアドバイスもいただき、
・余計な一言をグッと呑み込み、親指でグーッ!
・良からぬ行為には愛を持った無視
・スキンシップ
を心がけ、取り組みました。

気になるところが全くなくなったわけではないですが、
以前より私の肩の力も抜け、子どもに接するのが楽になってきました。
娘も以前よりやわらかく朗らかになった様に感じており嬉しいです。

朝の歯磨きは確実にこなしていて
今まで磨こうとしなかったのが不思議です。

朝7:15起床は今までできなかった背景や、
睡眠の大切さを知る事から「なんで起きないの?」という不満から、
起き易い環境を作ろうと私も変わり、
娘も随分こなせる様になりました。

この講座で学んだことは、まずは自分を知る。
自分にどんな歪みがあるのか知れば周りを責めることはない。
正論を振りかざさない。
「まっ、いいか」の余裕を持つということを深く学びました。

【ピアノ教師 50代女性】
整えられたお部屋で、アロマや美味しいお茶や
お菓子をいただいて素敵な時間でした。
美佐子先生が信念をもって大切な働きを
されていることも素敵だなあと思いました。

私はバランスを失いかけていましたが、
今は焦りもなくなり自分がこれで良いと思えるようになりました。

自分の抱えられる範囲に思い切っていろいろなことを整理しました。
自分の思う予定に行動が全くついていかなくて
いつも不全感を抱え、ストレスいっぱい。

日々何とかしなくては…と思いつつも…いつも頭は疲れていて
記録を取る余裕もなく…遂に体調不良でダウンでしたが、
Web講座に変えていただいて、何とか最後まで
学ばせていただけ本当に有難かったです。

ADHDの傾向が強いと(以前から思っていましたが)
思考が飛んでしまうこと。スケジューリングが難しいこと。
ストレスを抱えやすいのだと気づいて、
リラックスする時間をとるようになりました。

そして、講座の後半は1人の生徒さんをじっくり観察でき、
たくさんの気づきがありました。

・注意が全く聞けない→分かる指示を出す
・注意すると言い訳する→否定をやめて愛ある無視をする
・当たり前と思っていたことを認めてほめる
・トークンシステムを見直す
ことが必要だと。

レッスン内で生徒さんに注意することが多く、
「時間がもったいない…何とかしなくては!!」とずっと思っていました。

今回の学びがなければ、悪循環から抜け出せず、
上手くいかないのは生徒さんのせいにしたままでいたと思います。

実際にレッスンが大きく変化して、
十分なレッスンができるようになり、
楽しくなって驚きと感謝でいっぱいです。
私も生徒さんも救われました!!

以前はその生徒さんと言い合いになる
(彼は絶対に負けない!認めない!)こともありましたが、
今ではクールダウンやペナルティーを与える必要もなく
穏やかな関係になり、とても親しくなれた気がします。

「あたたかいまなざし」で人を見れていると思っていたので
そうできないのは相手が悪いからだと思っていました。
知識がなかったのですね。今回学べて本当に良かったです。

実際に変化していく生徒さんの姿に感動でした。
忘れないように日々実践しながら、
成長をつづけていけるようにと思っています。感謝です。

1日から中程度の認知症の母との生活が始まりましたが
相手を変えようとせず、環境を整えていくことで
穏やかに暮らしていけそうな気がします。
こちらも感謝です。

【保護者 40代女性】
私がこの講座を通して学んだことは、私自身のことです。
頭の中がグルグルしていて、常に頭の中が忙しいので
今に集中できていなかったため
紙に書き出す方法(スケジュールの書き方等)を教えて頂きました。

また、どうも私はせっかちのようだったため
時間を計ってみたら(恥ずかしながら)
待てても3分が限度だと気づきました。

それで、つい子どもに口を出しそうになったら深呼吸してみる、
つい子どもを手伝いそうになったら
10秒間は待ってみることにしました。

また、気づかぬうちにありとあらゆるところで顔を出す
「ねばならない」という思考にも気づき、
何かうまくいかないと感じた時はまず自分自身が
何かに囚われていないか疑ってみるようにし、
人を変えようとせず、自分の視点を少しだけ変えてみることにしました。

あとは、子どもを幸せにするには、
まず自分自身が幸せでないと難しいということを学びました。

中谷さんに教えてもらった
《呼吸法、お茶の時間を持つ、草木に触れる》は
嬉しいことに今では私の生活の一部になりつつあります。

それで今までどうしてできなかったのかと考えてみると
ここでもやはり「ねばならぬ思考」が
邪魔していたのだと気づきました。

頭のどこかに「呼吸法をするには無心でなければならぬ」
「草木をそだてるには、枯らしてはならぬ」
「お茶を入れるには、ゆとりがなければならぬ」といった具合に…。

でも、そうではなくて、すべて「気付き」として
受け取ればいいのだと知ることでとても気持ちが楽になりました。

呼吸法をしながら、自分の呼吸の状態に気付き、
自分の頭に浮かんでくる事に気づき、
意識を呼吸に戻していくことが大事だと教わってからは
呼吸法が苦でなくなりました。

枯らさないようにと世話をするのではなく
草木が元気がなくなったら
「私が余裕をなくしているサインだな」ととらえて
お水をあげればいい。

全ては、ここで気付けるかどうかなのだ」と。
だからこそ、子ども達にも自分自身で気付ける瞬間を
大切にしていきたいと思います。

第5期子どもをあたたかく子育てるコツ講座最終回 参加者の感想

2017年7月13日

受講者の声

子どもをあたたかく育てるコツ講座(ライブ)

子育て

支援・トレーニング

発達障害

広島で行動理論に基づいて
子どもをあたたかく育てるコツをお伝えしている
ハートボイスプロジェクトの中谷美佐子です。

さて、昨日、第5期子どもをあたたかく育てるコツ講座が終了しました。
わけあって昨日は午前中に10回目の講座をして
ランチタイムをはさみ午後から11回目の講座「振り返り・修了式」となりました。

全11回の講座で、受講前は「3か月も通うの~?長いな~」と
おっしゃる方も多いのですが、
「あっという間に終わってしまった」といった感想をよくいただきます。

「なぜ?11回も講座に通わなければいけないのだろう?」と
始めは皆さん思われるようなのですが、

講座開始後すぐに「あっ!これは1日や2日で学べるものではないな!」
「人の行動にはそんな意味があったのか。奥が深すぎる」
「どんどん、自分を見つめざるを得なくなってきた」
「子どものせいで、夫のせいで、と思っていたのに、自分?」などなど
皆さん、いろいろな体験をされます。

そして、次第に子どもの良い行動に気づくようになって
いつしか子どもに『良い行動とはどういったものなのか』を
気づかせるのが上手になっていきます。

それで、昨日は午後から最終回だったので修了証書をお渡しして
お祝いに私が作った杏仁豆腐をお出ししました。

休憩タイムにお抹茶ときんつばも皆で楽しんだのですが
写真を撮るのを忘れました。がっくりですね。

では、参加された方々の10週間を振り返った感想を紹介しましょう。

【娘 40代の女性】
自分の子供は大きくなり、そこまで気になる行動もなく、
むしろ母親の方が気になる事が多く、大人なので難しいとは思っていましたが、
この度まさか母との関係がこんなにも良くなるとは夢にも思いませんでした。
生徒への言葉がけや、保護者の方との関わり方、母、娘との関係、
この講座を受講して本当に良かったです。

行動の観察、自分の言葉がけの振り返り、
いかに今まで無意識にしていたかよくわかりました。
肯定的な言葉がけは普段から意識はしていましたが、
トークンシステムを学び、もう一度子育てでやってみたいなと思いました。
どうやったら効果的か疑問に思って子育てをしてきましたので、
できることなら、試してみたいです。

この勉強を妊婦の時に学べたらなと思いました。
子供にとってもいいですけど、お母さんにとっても
穏やかな子育てができると思います。
このような機会を頂き、ご縁を頂けたことに感謝です。
ありがとうございました。

【保護者 30代の女性】
始まる前は11回やり切ることができるか不安で、
始まってみても精神的にしんどかったことが思い出されます。
子どもへの対応が思うようにできず、
講座に行くのが気持ち的にしんどいこともありました。
その時は中谷さんや参加している皆に会いたい、
中谷さんが出してくれるお茶とスイーツで癒されたい!と
モチベーションを上げたことも正直あります。
毎回、目から鱗が落ちる充実した講座で、
行動観察からの気づき、中谷さんからのあたたかい応援、
家族から「怒らなくなったね」と言ってもらったこと、
たくさんのことが支えになりました。

講座を受ける前は、子どもの発達障害の診断を私が受けとめ切れておらず、
発達障害がある息子がもどかしく、イライラしっぱなしで
手をあげることもありました。
この講座では私が今まで当たり前だと思っていた
自分の価値観や固定観念を崩してもらいました。
講座が終わった今は、息子の特性を「個性」として捉えられるようになっています。
いつもは心の片隅に隠れている「できるなら普通級の子供のようになってほしい」
気持ちもかなり小さくなっています。

何か起きたことには「何でこうなるんじゃろう?何がいけんかった?」と
まず自分の言動を振り返り、子どもを観察し「次はこうしよう」
「こうしたら変わってくるんじゃないか」など考え、
次に進むことができるようになりました。

講座を受けている途中には「息子の年齢が低い時にこの講座を受けたら
どうだったんだろう、受けたかったなあ」とよく思いました。
でも、最終回の今では「子どもも私も苦しんだけど、その時期があったから
この学びが大きなものになるんだ!」という前向きな気持ちにもなれています。

これからは講座で学んだことを復習しながら、
「子どもをあたたかく育てて」いきます。
この講座を受けて本当に良かったです。
一生の宝物です。

【保護者 50代女性】
参加前は、少人数でレクチャーを受ける訳だからピンポイントでの質疑応答や
講義等で早めの理解と、問題の早期解決を想定していました。
いざフタを開けてみると、問題は山積で、講義の最終日を迎える頃になっても
観察は完結せず、子供を観察しているつもりがいつの間にか
自分自身を顧みる観察にすり替わり、自身の成り立ちを否応なく
掘り起こされることになりました。
これまで封印していた記憶がよみがえり、初期の講座は私にとって精神的に
キツいものでした。

毎週、観察記録を提出するたびに声かけのタイミングや言葉の選択のまずさを
反省することしかできませんでしたが、講義を回数を重ねるごとに、
観察相手の息子のことと併せて自身の言動の原因を探るようになりました。
息子と観察する自分以外に、環境要因として外せない夫の存在を
認識するようになったのは、講座が中盤に差しかかった頃です。

言葉遣いが徐々に慎重になるにつれて息子への評価が一見良くなったように
思われましたが、設定した目標行動の観察の仕方の拙さから、
終盤近くになって仕切り直しを余儀なくされました。
他の参加者の方々が順調なだけに自分の至らなさに正直落ち込みましたが、
思考を深く巡らせていく感覚を覚えられただけでも良しとしようと、
考えを切り替えることにしました。

最終日間際になって、今後の息子のために再度、夫に声かけをしないよう
協力をお願いしました。自分にしては珍しく穏やかに話しかけられたと思います。
その際言われた夫の言葉にハッとしました。
「俺が毎日食器を洗っているんだから、弁当箱を出さない息子に言わないと
俺が困る。言わない訳にはいかないだろう。」と語気を強めて言われた時に
ようやく気付きました。

夫のことは二の次で、家庭ではいつも子供を優先していたこと。
家族のために働き続け、仕事から帰った後も家族の食事の支度全般から
食器洗いまでこなしてくれている夫に対して、
思いやりがないと非難ばかりしている私自身が、
私同様疲れて帰宅している夫に対する思いやりを微塵のカケラも
持っていなかったんだと、今頃気づきました。

夫の私に対する優しさにつけ込んで、料理から食材の買い物に至るまでを
全て、夫に丸投げしていました。
夫が息子に声をかけざるを得ない状況に私が追い込んでいる以上、
夫がキレるのは当然です。キーパーソンは夫ではなく、私でした。

この一週間は、食器洗いはほぼ私が毎日やっています。
夫の出勤前の見送りも毎日行っています。
以前よりは感情を抑えて家族に接することが
わずかながらも増えたと実感しています。
感情をコントロールするために、出勤の車中で笑顔を練習中です。

設定した目標行動の観察の結果がどうであれ、
自分自身を顧みるから省みる過程を味わい
うっすらではありますが、夫への感謝の気持ちが芽生えました。

【支援者 20代の女性】
この講座に参加して子どもへ接する際に余裕ができたのが1番大きいです。
記録をつけ、それを省みることで次に繋げることができ、ゆとりが生まれました。
ゆとりは笑顔を増やし、いいところをよりたくさん見つけることができました。
子どもと一緒にたくさん笑い、課題を見つけても慌てなくなりました。

講座だけでなく、中谷先生やほかの受講者の皆さんと
日々の事例を検討できてとてもわかりやすく学ぶことができました。
また、参加前までは、記録をつけることで自分の子どもへの接し方と
向き合うのが怖かったです。

だけど、中谷先生に的確なアドバイスを頂いたり、
他の受講者の方々と共感しあったりすることで前向きに取り組むことができました。
改善点だけでなく、私のいいところをたくさん見つけていただけたことで、
楽しく記録をつけ続けることができました。

さて、第6期の「子どもをあたたかく育てるコツ講座」は
9月6日(水)から開始いたします。
この講座に参加して親子関係を『穏やかに』
そして『あたたかく』したい方はご参加ください↓
2017秋冬【保護者のための】子どもをあたたかく育てるコツ講座案内

不定期ですがメルマガを発行しています。
子育てのコツや、行動理論に基づいた子どもとの関わり方、
多様な人達、違いを認め合える関係づくり等について書いています。
また、ハートボイスプロジェクトの講座案内等もお送りします。
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第4期 子どもをあたたかく育てるコツ講座 11回目 最終回

2016年12月23日

受講者の声

子どもをあたたかく育てるコツ講座(ライブ)

子育て

支援・トレーニング

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広島で行動理論に基づいて
子どもをあたたかく育てるコツをお伝えしている
ハートボイスプロジェクトの中谷美佐子です。

本日、第4期の最終回でした。
【子どもをあたたかく育てるコツ講座】11回目は
記録の確認(個別課題の検討)をし、
10週間を振り返り、修了式といった流れです。

では、参加者から頂いた
11回講座のふりかえりを報告をいたします。

【子どもをあたたかく育てるコツ講座に参加していかがでしたか?】

・子どもを何とかしなければと思って
注意や指摘をしてきたのですが、
結局はすべて私自身の問題であることが分かり、
少しずつでも自分が変わらないといけないと思いました。
子どものしんどさもよく分かりました。

・もともと継続することが苦手だったので
記録や声かけなどできるか心配でしたが、
出来ていても出来ていなくても毎回
先生からのアドバイスが頂けて発見があったので
気づけない自分に気づけたり、
色々と知らない自分が分かってとても良かったです。

・もっと早く学べば良かったと思いました。
長年、子育てに苦しんできたので
もっと早く行動理論を知りたかったです。

・発達障害の子どもに対する接し方を学び
子どもを二次障害にさせないために、この講座に参加しました。
学んでいくうちに、だんだん自分の気持ちが
楽になっていくことに気づきました。
知ることで、ストレスがこんなにも減っていくのだ
ということを実感しています。

さて、こちらは講座終了後にお渡しした修了証書です。
img_4416

こちらを受け取ると、
「学んだことを忘れないように壁に掛けておきます」と
おっしゃる方が多いです。

そう、人は学ぶのに(自分を変えるのに)相当な時間がかかるけれど
忘れるのは(元に戻るのは)あっという間なのですね。

だから、意識づけしたいことを書いて
壁などに貼っておくことはとてもいいのです。

今日で講座は終了しましたから
これからは自分で(私の助けなしに)
気づいていかなければなりませんから、
いかに学んだことを活かした生活をし続けることができるか
また、自己コントロールできるかを
私はあたたかく見守っていきたいと思います。

見守っていくだけでは難しいところもありますから
今後はフォロアップ研修を準備していかないといけないのですが
なかなか用意できず、申し訳ない限りです。

来年こそはピッチをあげて準備していきますので
今しばらくお待ちください。

それで、来年4月から開始予定の
第5期【子どもをあたたかく育てるコツ講座】は満席となりましたので、
来年9月からスタートする第6期のお申込はもうしばらくお待ちください。

2017年1月22日(日)の公開講座第5回
【特性に応じた支援】のお申込を開始しました。
講師は東京都自閉症協会副理事長の尾崎ミオ先生と
NPOエッジ会長の藤堂栄子先生です。
詳細はこちらからご覧ください↓
NPO法人日本インクルーシブ教育研究所

第3期 講座11回目 修了式

2016年7月15日

受講者の声

子どもをあたたかく育てるコツ講座(ライブ)

薔薇とペアレントトレーニング

本日、【保護者のための】
子どもをあたたかく育てるコツ講座
第3期の修了式でした~。
おめでとうー♪

広島で行動理論に基づき
あたたかい子育てのコツをお伝えしている
ハートボイスプロジェクトの中谷美佐子です。

今日は最終回でしたから、
まずは、お子さんについての
記録の最終報告をしてもらって
それから、3か月間
どのような取り組みをして
どのような変化があったか?
どんな学びがあったかを発表してもらいました。

許可を得て、一部ご紹介いたします。
—————————————–
今、自分と向き合うことは、
とても興味深くわくわくしている自分がいます。

もちろん、分かっていてもダメなところを
再認識するとがっかりもしますが、
今までと違うのは、落ち込んだり、
私はダメだと責めるのではなく、
どうすれば良いのかと前向きに
考えられるようになったことです。

子どもだけでなく、私に関しても、
これからだと思えるようになって、
気持ちが軽くなっています。

子どもについては、始め、
思わず調子よく進んだため、
「これはいける」と思ったのも束の間、
私の気のゆるみか、後戻りしてしまい、
そう簡単にはいかないことも学びました。

「ほめる」というただそれだけの、
とてもシンプルなことなのに、
タイミング、時間、
自分のその時の余裕など・・・
色々とあり、
とても奥が深いと思いました。

簡単なことが難しいと思いながら、
中谷先生のアドバイス通り、
とにかくほめる、を心がけると決めていた
「歯磨き」に関してだけは、
わりとほめられるようになったと思います。

その頃から、他のことに関しても
「すごいね」「頑張りよるね」など
口先だけの時もありますが、
子どもに声をかけてやれるようになってきたと思います。

たまたま、子どものことだけに集中できず、
自分のこと、主人のこと、母のことと重なり、
思うように進まなかった気がしますが、
そのお蔭で、一度にいろいろできないこと、
できないを認められない自分がいたことなど、
気づくことができました。

これは、自分には必要なことだったと、
ダメな自分を責めるばかりでなく、
できない自分を認める、
仕方ないと割り切ることの大切さも学べました。

子どものことだけでなく、
自分のことを知るスタートに立つことが出来、
今、感謝の気持ちでいっぱいです。
【小学6年生・ADHD児を持つ母親】
—————————————–

いつもそうなのですが、
修了式はお母さん達に
あたたかい涙が溢れてきます。

だから私も、もらい泣きしそうになって
必死でこらえているのであります(笑)

みんな、子どものことを大切に思っているから
一所懸命なのです。

こんなに素敵なお母さん達が
たくさんいるのだから、
きっと未来は明るい!
そう、私は信じています。

さて、今日は修了証書をお渡しした後
お子さんが喜びそうな感覚玩具をプレゼントしました。

見ているだけで癒されるドロップタイマーとか
びよ~んと伸ばしたり巻き付けたりして楽しめる
「のび~る」という玩具、、、いろいろ。

今夜は子ども達、玩具を握りしめて寝るかな?
なんて思っています。

子どもが嬉しそうな姿を見ると
親も嬉しくなりますから、
そんなプレゼントができるよう
いつもあれこれ探しているわたしです。

感覚おもちゃとペアレントトレーニング

第4期は9月9日からスタートします。
残り1席です。
「今がチャンス!」と思った方はこちらからお申込ください↓
【保護者のための】子どもをあたたかく育てるコツ講座

第2期 発達障害の子どもをあたたかく育てるコツ講座 受講者の声

2015年12月17日

受講者の声

第2期 発達障害の子どもをあたたかく育てるコツ講座
受講者の声をご紹介します。

【野口智子さん】
子どもの発達障害の特性が分かったことで、
子どもへの対応を変えなければいけないと思って
ペアレントトレーニングの本を読み、
グループのペアレントトレーニングを受けたいと思って参加しました。

この講座に参加して、子どもの良いところ探しが増えてきて、
子どもに感謝の気持ちや、あたたかく見守ったり待つ姿勢ができたり、
自分が変われたのも子どものお蔭(もちろん中谷さんのご指導のお蔭)だと思います。

観察をし続けるって、、、と思っていましたが、
観察する時間も短いことから、だんだん苦ではなくなり、
1日の中で、どこで褒めようか、どこで「ありがとう」を言おうかと
チャンスがあったら褒めたいと思いながら、
最後は楽な気持ちで取り組めました。
褒めていると子どもが変わっていく様子が見られて、とてもハッピーでした。

本を読んだだけでは自分のものには、
なかなかできなかったり理解しきれないこともあったり、
個別のペアレントトレーニングと比べても、
小グループという良さがあると思いました。
他の方の活動の変化がとても分かりやすかったり、
自分のパターンが決まっていて
「あっ!そんな方法もあるんだ!」と気づきやすかったです。

子どもの年齢が10歳を超えての参加でしたが、
いつからでも遅くないし、一生、周りの大人達にも使える
コミュニケーションのコツを学ぶことができました。
子育てする親はもちろん学校の先生や保育の先生など、
子どもに関わる方々が知らないよりは知っておいた方がいい技術
(子どもをあたたかく育てる方法)を学んだと思っています。
ぜひ受講をおすすめします。

【星野真理子さん】
NPO法人日本インクルーシブ教育研究所のメンバーから、
この講座について教えてもらい、中谷さんのお話が聞きたくて参加しました。
それは、発達障害を理解すると、
世の中の社会問題が減るんじゃないのかな?という中谷さんの考えを
私も同様に持っていたからです。

多くの取材をされてきたり勉強されてきた中谷さんだからこそ言える
アドバイスがとても参考になりました。
例えば、私が子どもの普段の遊びを伝えると
「お子さんは、こんな感覚を欲しがっているのでは?」と
いろんな遊びの紹介をしてくださったり、遊び方のアドバイス等もしてくださるのです。

本やネットでペアレントトレーニングについて勉強するよりも、
少人数で集まって勉強する方が身になることがよく分かりました。
それは、中谷さんからいろんな方面から
自分の子どもにあったアドバイスがもらえたり、
他の参加者の観察記録も自分自身の参考になるからです。

私の息子は「おなら」発言がひどくて、親族もみんな困っていたので、
本当に改善されるのか半信半疑だったのですが、
講座に参加して、あっという間に「おなら」発言がゼロになりました。

子どもが小さいほど、効果が出るのが早いので、今のうちに!
中谷さんの言葉が聞けるのがいいです。

【鷹谷あずみさん】
FBのフィードにあがってきた「最後1席!」に、ビビッときて、
発達障害についての情報が得られるのではないかとも思って参加しました。
それと、中谷さんにお会いしてみたかったのです。

この講座に参加して本当によかったです。勉強になりました。
頭では分かっていても、なかなか実行には移せないので、
具体的な方法を聞きながら実践できてよかったです。

始めは楽しくできるか心配でした。
人見知りなので、講座は受けたいけど他の人と打ち解けることができるか不安でした。
でも、他の参加者が1回目の講座の日にランチに誘ってくださり、一気に仲良くできました。

参加して悪くなることは一つもありません。
子どもの発達に関係なく、子育てしている人はみんな受けた方がいいと思う講座でした。
ママが楽になれば、子どもも家庭もみんなハッピーになると思います。
11回はぜんぜん長くないです。
定期的に受講したいくらいです。

【中谷からのコメント】
皆さん、11回連続講座、よくがんばりましたね。
記録を始めて1か月くらいは、少しばかり頑張りが必要なので
エネルギーをたくさん使ってお疲れだったかもしれませんね。

でも、その後は次第に楽になってこられたと思います。
この調子でお子さん達の「いいところ探し」を続けていってください♪

ずっと応援していますから、時々でいいですから
お子さん達の様子をお知らせくださいね。
楽しみにしています。

第3期は来年の春(4月)からスタートします。
定員4名ですので、お申込はお早めに願います↓
第3期「保護者のための」子どもをあたたかく育てるコツ講座

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