ハートボイスプロジェクト

ハートボイスプロジェクトブログ

2016年7月15日

受講者の声

子どもをあたたかく育てるコツ講座(ライブ)

薔薇とペアレントトレーニング

本日、【保護者のための】
子どもをあたたかく育てるコツ講座
第3期の修了式でした~。
おめでとうー♪

広島で行動理論に基づき
あたたかい子育てのコツをお伝えしている
ハートボイスプロジェクトの中谷美佐子です。

今日は最終回でしたから、
まずは、お子さんについての
記録の最終報告をしてもらって
それから、3か月間
どのような取り組みをして
どのような変化があったか?
どんな学びがあったかを発表してもらいました。

許可を得て、一部ご紹介いたします。
—————————————–
今、自分と向き合うことは、
とても興味深くわくわくしている自分がいます。

もちろん、分かっていてもダメなところを
再認識するとがっかりもしますが、
今までと違うのは、落ち込んだり、
私はダメだと責めるのではなく、
どうすれば良いのかと前向きに
考えられるようになったことです。

子どもだけでなく、私に関しても、
これからだと思えるようになって、
気持ちが軽くなっています。

子どもについては、始め、
思わず調子よく進んだため、
「これはいける」と思ったのも束の間、
私の気のゆるみか、後戻りしてしまい、
そう簡単にはいかないことも学びました。

「ほめる」というただそれだけの、
とてもシンプルなことなのに、
タイミング、時間、
自分のその時の余裕など・・・
色々とあり、
とても奥が深いと思いました。

簡単なことが難しいと思いながら、
中谷先生のアドバイス通り、
とにかくほめる、を心がけると決めていた
「歯磨き」に関してだけは、
わりとほめられるようになったと思います。

その頃から、他のことに関しても
「すごいね」「頑張りよるね」など
口先だけの時もありますが、
子どもに声をかけてやれるようになってきたと思います。

たまたま、子どものことだけに集中できず、
自分のこと、主人のこと、母のことと重なり、
思うように進まなかった気がしますが、
そのお蔭で、一度にいろいろできないこと、
できないを認められない自分がいたことなど、
気づくことができました。

これは、自分には必要なことだったと、
ダメな自分を責めるばかりでなく、
できない自分を認める、
仕方ないと割り切ることの大切さも学べました。

子どものことだけでなく、
自分のことを知るスタートに立つことが出来、
今、感謝の気持ちでいっぱいです。
【小学6年生・ADHD児を持つ母親】
—————————————–

いつもそうなのですが、
修了式はお母さん達に
あたたかい涙が溢れてきます。

だから私も、もらい泣きしそうになって
必死でこらえているのであります(笑)

みんな、子どものことを大切に思っているから
一所懸命なのです。

こんなに素敵なお母さん達が
たくさんいるのだから、
きっと未来は明るい!
そう、私は信じています。

さて、今日は修了証書をお渡しした後
お子さんが喜びそうな感覚玩具をプレゼントしました。

見ているだけで癒されるドロップタイマーとか
びよ~んと伸ばしたり巻き付けたりして楽しめる
「のび~る」という玩具、、、いろいろ。

今夜は子ども達、玩具を握りしめて寝るかな?
なんて思っています。

子どもが嬉しそうな姿を見ると
親も嬉しくなりますから、
そんなプレゼントができるよう
いつもあれこれ探しているわたしです。

感覚おもちゃとペアレントトレーニング

第4期は9月9日からスタートします。
残り1席です。
「今がチャンス!」と思った方はこちらからお申込ください↓
【保護者のための】子どもをあたたかく育てるコツ講座

2016年7月7日

子どもをあたたかく育てるコツ講座(ライブ)

お花とテキスト ペアレントトレーニング

広島で行動理論に基づき
一生使える発達障害の子ども達を育てるための
コツと技術をお伝えしている
ハートボイスプロジェクトの中谷美佐子です。

【保護者のための】子どもをあたたかく育てるコツ講座
第3期も本日10回目を迎え、来週は最終回となります。

3カ月間という長い講座でしたが、、、

子どもの行動が定着するまでには
たいてい3ヶ月くらいかかりますから、
それを考えると、お母さん達に体験してもらって、
学んだことを自分の身体の中に落とし込んでいってもらうには
必要な時間なのですね。

さて、今日は、これまでお母さん方に記録をつけてきてもらって
その記録に対して、どのように環境設定をしていけばいいかを
毎回お話させて頂いておりましたので、
そのまとめを書籍などを紹介しながらお伝えいたしました。

環境を整えるということはどういうことかと言うと、、、
簡単に言ってしまえば、子どもが叱られないように
こちら側(大人側)が配慮するということです。

何度も何度も叱られながら一つの行動を覚えていくのは
とても辛いことですから、
できるだけ叱らなくてもいい方法を
私達大人が工夫しましょうといったお話です。

例えば、学校などで
「はーい!みんな片付けて!」と言われることがあると思います。

そういう時に、すぐに片づけを始める子どももいれば、
ずっと突っ立ったまま、ボーっとしている子どももいます。

この子達は怠けているわけではなく、ボーっとしているわけでもなく
ただ単にどうしていいか分からないだけなのですが、
「何やっているの!さっさと片付けなさい!」と怒られてしまいます。

しかし、子ども達の背景を探ると
どこをどのように片付けていいのか分からないのかもしれません。
ひょっとすると、片付ける範囲が分からないのかもしれません。
また、物の置き場所が分からないのかもしれません。

環境を整えるというのは
どうすればいいかを明確に子どもに伝えることも
一つの手段になりますから、

「これはこの箱に入れて、こっちはこちらの棚に置いてね。
ここから、ここまで片付いたら終わりよ」等と
具体的な場所を指定したり
どこまで片づければ終わりが来るのかを明確にすると
子ども達も動ける(片付けやすくなる)わけです。

つまり、この場合は「範囲」と「終わりを告げる」ことで
子ども達は怒らなくても済むわけです。

言葉がけを工夫するだけでなく
他にもたくさん環境の整え方はありますが
ブログで書いているときりがありませんから
今日はここまでにしておきます。

子どもを怒れば怒るほど、
大人の怒鳴り声を聞いて育つ子どもの脳は
どんどん損傷されていきますから、
私達大人ができるだけ怒らないで済む工夫ができるといいですね。
それが、環境を整えるということなのです。

では、来週は最終回!修了式です。
参加者から最終報告の発表があります。
とても楽しみにしている私です~♪

第4期は今年9月から始まります。
残り1席となりました。
参加ご希望の方は(こちらをよく読んでから)お早めにお申込ください↓
2016秋冬【保護者のための】子どもをあたたかく育てるコツ講座

7月24日(日)学習・発達支援員養成講座の特別講演会を開きます。
テーマは「インクルーシブ教育をはじめよう!」
講師にノートルダム清心女子大学の青山新吾先生をお招きして
インクルーシブ発想の教育、教室における合理的配慮について
青山先生と私(中谷美佐子)がお話します↓
NPO法人日本インクルーシブ教育研究所

スクリーン ペアレントトレーニング

2016年7月5日

基礎講座のご案内

テキスト 花 カランコエ

こんにちは。
行動理論に基づき、子育てのコツをお伝えしている
ハートボイスプロジェクトの中谷美佐子です。

行動分析に基づいた子どもの問題行動解決プログラム
『保護者のための子どもをあたたかく育てるコツ講座』秋冬は
2016年9月9日からスタートいたします。

この講座は定員4名の少人数グループで、
講師の中谷美佐子が約3か月間
集中してお母さん達の細かなケアをしていきます。

そして、ハートボイスプロジェクトは
リラックスと癒しのある空間の中で、
子どもとの穏やかな関係づくりのコツを
徹底的に学んでいく場です。

ここで学んだ子育てのコツは
他の人間関係でも活かすことができますから
夫婦関係が改善されたり
職場での人間関係が良好になる等
たくさんのメリットがあります。

子どもとのより良い関係づくりを通して
一度学ぶと一生使える人間関係の法則を学びたい方
は、
どうぞ、お問合せくださいませ。

◆保護者のための子どもをあたたかく育てるコツ講座とは◆

お子さんが不思議な行動をとる、
ルールが守れない、
一方的に話して、人の話を聞かない、
子どもが何を考えているか分からない、
歯磨きができない、お風呂に入れない、
元気がよすぎる、反対におとなしすぎる、
言うことを聞かない、ケンカが絶えない、
宿題ができない、着替えを一人でできない、
兄弟げんかが激しい、親に反抗的な態度をとる、
親子関係がボロボロになってしまっている、
子どもを叱っても叱っても子どもが良くならない、
子どもを見るとすぐに腹が立って怒鳴ってしまう等、、、

この講座では、子どもと大人のさまざまな困り事を
行動理論に基づき解決していきます。

11回の講座の中では
人の言動の背景や発達障害特性の解説だけでなく、
どのような言葉がけをするとお子さんが素直になるか?
大人はどういった態度で子どもに接すると
子どもとのよりよい関係をつくれるか?
また親子が穏やかな生活を送るための環境づくりや
心身を整える方法等、様々な視点から
あたたかな親子関係づくりのポイントを具体的にお伝えしていきます。

◆対象者◆

4~12歳くらいまでのお子さんを持つ健康な保護者、
または、4~12歳くらいまでのお子さんに関わる健康な教師や支援者。

※お子さんが12歳以上の場合はご相談ください。
お子さんが12歳を超えると改善にお時間がかかります。

発達障害のお子さんを育てている方、
お子さんが発達障害ではないけれど育てにくいと感じている方、
子育てや、子どもとの穏やかな関わり方を真剣に学びたいと思っている方、
お仕事でお子さんとの関わりを持つことが多い方、
子どもとの関係をより良くしたい方など誰でも参加できます。

【注意】
健康状態が安定していなく通院中の方や
カッとなりやすい等の感情コントロールがうまくいかない、
自分の状態を把握することが難しい等で、
カウンセリングやセラピー、治療等が必要な方は
この講座へのお申込みはできません。
主治医(専門医)にご相談ください。

また、情緒不安定な方や
他者への誹謗中傷が多い方、
他者への挑発行為などがある方もお申込みできません。
医療機関でご相談ください。

◆カリキュラムの内容◆

2時間30分×11日(27時間)
・子どもの行動観察の仕方
・望ましい行動の増やし方
・子どもを褒めるコツ
・肯定的な見方について
・ご褒美を与えることの意味
・困った行動を減らす工夫
・家族がお互いの気持ちを心地よく話せる環境づくり
・問題行動をなくす方法
・その子その子に合わせた環境の整え方
・子どもに伝わる指示の出し方
・親も子も褒められたい
・認められる心地よさ

◆講座終了後のフォローアップ◆

・メールでの簡単なお問合せは可能です(無料)
フェイスブック・メッセンジャーをお使い頂いても構いません(無料)

・フォローアップ講座は現在、準備中です。

◆開講場所◆

会場:広島市西区アルパーク近郊予定
※会場の詳細はお申し込み・ご入金後、会場が決まり次第お伝えします。

◆よくある質問◆

Q「11回の講座を受けて、本当に子どもが良くなりますか?」

A 確実に親子関係が良くなりますし、親は子どもの心が見えてきます。
また親子が幸せを感じられるようになります。
そして、家族関係が良くなっていき、対人関係も改善されていきます。
結果を出せなかった場合は受講料は全額お返ししますのでご安心ください。

Q「11回の講座すべて受講できそうにないのですが、
3回くらい欠席しても大丈夫ですか?

A   11回の講座はより深く理解をすすめることが
できるよう構成しているため、1回でも欠席すると、
親子のよりよい関係づくりに必要な重要ポイントを
学ぶ機会を逃してしまいますから、
11回の講座すべて受講できる自信があるときにお申込みください。

※体調不良等でどうしても出席できそうにない場合は
参加者間で相談の上、日程調整ができる時は
日時変更ができる時もありますが、
体調管理には十分気をつけてご参加ください。

お子さんとの関係づくりには
健康管理がとても大切になってきますから
講座の中では、睡眠や食事、体調を整えるための方法等についても
お茶やお菓子を楽しみながらお話させて頂いております。

◆日程 2016年秋冬 発達障害の子どもをあたたかく育てるコツ講座◆

第 1 回 9月9日 (金) 10:00~12:00 記録の仕方の説明、目標行動を決める
第 2 回 10月7日 (金) 10:00~12:30 大人のあり方とプログラムの考え方
第 3 回 10月14日 (金) 10:00~12:30 行動観察と記録の仕方、実例紹介
第 4 回 10月21日 (金) 10:00~12:30 望ましい行動を増やす(肯定的注目)
第 5 回 10月28日 (金) 10:00~12:30 望ましい行動を増やす(トークンシステム)
第 6 回 11月4日 (金) 10:00~12:30 困った行動を減らす(上手な無視の仕方)
第 7 回 11月11日 (金) 10:00~12:30 困った行動を減らす(タイムアウト)
第 8 回 11月18日 (金) 10:00~12:30 子どもの協力を引き出す方法
第 9 回 11月25日 (金) 10:00~12:30 制限を設ける(警告とペナルティ)
第10回 12月2日 (金) 10:00~12:30 環境の整え方
第11回 12月9日 (金) 10:00~12:30 個別課題の検討、ふりかえり、修了式

◆受講料◆

通常、お一人=158,000円ですが、
この講座は2018年10月より指導者養成講座となるため、
その準備期間として、現在、保護者の方々に
発達障害の子育てを深く理解して頂くための価格設定にしており、
78,000円でご受講頂けます。

*受講料には、27時間講座、カウンセリング料、メール個別相談料、
個別支援料、受講者一人一人に合わせた情報提供料、テキスト代が含まれます。

お支払方法についてはお気軽にご相談ください。

◆修了証◆
全講座に出席し、子どもとのあたたかな関係づくりのコツを習得し
実践できるようになった方には修了証書をお渡しします。

◆定員◆
4名 受付を終了いたしました。

◆ハートボイスプロジェクトでは
子どもの問題行動解決プログラムを提供しています。

お申込み・お問合せはこちらからです↓
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ハートボイスのテキスト

2016年7月1日

子どもをあたたかく育てるコツ講座(ライブ)

花とテキスト ペアレント・トレーニング

こんにちは。広島で行動理論に基づき
一生使える発達障害の子ども達を育てるコツをお伝えしている
ハートボイスプロジェクトの中谷美佐子です。

【保護者のための】子どもをあたたかく育てるコツ講座9回目、
いよいよ終盤にさしかかってきました。

今日は「制限を設ける」方法についてお伝えしました。

制限を設けるというのは
子どもがどうしても危険な行為をするときに
ペナルティを与えることなのですが、、、

その前に、子どもの良いところを見つけて褒めることと
子どもの不適切な行動に対して、見て見ぬふりをしながら
子どもの良い行動が出た瞬間を狙って
子どもの良い行動を褒めて「それが良い行動なのだよ」と
気づかせてやることができなければなりません。

褒められたこともない子どもが
ペナルティばかり与えられたら、どうなると思いますか?

当然、自己肯定感の低い
「どうせ、俺なんか、何やってもダメなんだ」と
言う子どもになってしまうからです。

だから、今日お伝えした「制限を設ける」方法は
できるだけ使わなくていいように
「徹底して子どもの良いところ探しができることが前提ですよ」と
お伝えした次第です。

制限を設けるコツというのは
短時間にすることがポイントです。

例えば、何度注意しても、小さい子どもがいるところで
バットを振ってしまうお子さんがいたとします。

そういう時は「バットは公園に行って周りに誰もいないところで振ります。
もう一回、小さい子どもがいるところでバットを振ったら
10分間バットをお母さんが預かります」と言って警告するわけです。

その警告を守れたら「えらいね。ちゃんと小さい子どものそばでは
バットを振らなかったね」と褒めてやると
子どもは良い行動を学ぶことができます。

一方、守れなかった場合は即10分間、バットを預かるといいです。
このバットを預かるという行為がペナルティとなります。

でも、この後、子どもが公園に行ってバットを振ろうとしたら
そこは褒めてやって欲しいのですね。

基本的に行動理論に基づいた子育てのコツというのは
最後は褒めて終わるのがポイントなのです。

さあ、いよいよ来週は10回目「環境を整える」方法についてお伝えします。

第4期は今年9月からスタートします。
参加ご希望の方はまずはこちらをよく読んでからお申込下さい↓
2016秋冬【保護者のための】子どもをあたたかく育てるコツ講座

7月24日(日)学習・発達支援員養成講座の特別講演会を開きます。
テーマは「インクルーシブ教育をはじめよう!」
講師にノートルダム清心女子大学の青山新吾先生をお招きして
インクルーシブ発想の教育、教室における合理的配慮について
青山先生と私がお話します↓
NPO法人日本インクルーシブ教育研究所

スクリーン ペアレント・トレーニング