ハートボイスプロジェクト

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2015年11月26日

基礎講座のご案内

子ども達を支えるママ達を応援する
『保護者のための子どもをあたたかく育てるコツ講座』のご案内です。

この講座では、
少人数(2~4名)で
子どもとの穏やかな関係づくりのコツを
しっかり学んでいきます。

真剣にお子さんとの関係をより良くしたいと思っていらっしゃる方は、
どうぞ、お問合せくださいませ。

◆【保護者のための】子どもをあたたかく育てるコツ講座とは

お子さんが不思議な行動をとる、
元気がよすぎる、反対におとなしすぎる、
言うことを聞かない、ケンカが絶えない、
宿題ができない、着替えを一人でできない、
学校に行けないけど、夕方には外で遊べる、
兄弟げんかが激しい、親に反抗的な態度をとる、
親子関係がボロボロになってしまっている、
子どもを叱っても叱っても子どもが良くならない等
さまざまな困り感を行動理論にもとづいて
生活環境を整えながら、様々な技術をつかって
解決していく講座です。

11回の講座の中では
人の言動の背景の解説だけでなく、
どのような言葉がけをするとお子さんが素直になるか?
大人はどういった態度で子どもに接すると
よりよい関係をつくれるか?等、
あたたかな親子関係づくりのポイントを
じっくりお伝えします。

◆対象者

4~10歳くらいまでのお子さんを持つ心身ともに健康な保護者、
または、4~10歳くらいまでのお子さんに関わる心身ともに健康な支援者。

発達障害のお子さんを育てている方、
お子さんが発達障害ではないけれど育てにくいと感じている方、
子育てや、子どもとの穏やかな関わり方を真剣に学びたいと思っている方、
お仕事でお子さんとの関わりを持つことが多い方、
子どもとの関係をより良くしたい方、
子ども達の心を大切にしたい方など。

【注意】
カッとなりやすい等の感情コントロールがうまくいかない、
自分の心の状態を把握することが難しい、
自己理解がうまくできない等で、
カウンセリングやセラピー、治療等が必要な方は
この講座へのお申込みはできません。
専門医にご相談ください。

また、情緒不安定な方や
他者への誹謗中傷や(誤解による)怒りの爆発、
他者への挑発行為などがある方も
お申込みできません。
医療機関でご相談ください。

◆カリキュラムの内容

2時間30分×11日間(27時間)
・子どもの行動観察の仕方
・望ましい行動の増やし方
・褒めるコツ
・肯定的な見方について
・ご褒美を与えることの意味
・困った行動を減らす工夫
・家族がお互いの気持ちを心地よく話せる環境づくり
・罰(ペナルティ)について
・その子その子に合わせた環境の整え方
・子どもに伝わる指示の出し方
・親も子も褒められたい
・認められる心地よさ

◆講座終了後のフォローアップ
・メールでの簡単なお問合せは可能です(無料)
・受講終了3ヶ月後からフォローアップを受けることもできます。
(16時間 受講料 120, 000円)

◆開講場所

場所:広島市西区アルパーク近郊予定
※場所の詳細はお申込・ご入金後に会場が決まり次第お伝えします。

◆よくある質問

Q「11回の講座を受けて、本当に子どもが良くなりますか?」

A 確実に親子関係が良くなりますし、親は子どもの心が見えてきます。
また親子が幸せを感じられるようになります。
結果を出せなかった場合は受講料を全額お返ししますのでご安心ください。

Q「11回の講座すべて受講できそうにないのですが、
3回くらい欠席しても大丈夫ですか?

A   11回の講座はより深く理解をすすめることができるよう構成しているため、
1回でも欠席すると、親子のよりよい関係づくりに必要な
重要ポイントを学ぶ機会を逃してしまいますから、
11回の講座すべて受講できる自信があるときに、お申込みください。

◆日程 2016年春~夏
【保護者のための】子どもをあたたかく育てるコツ講座

第 1 回    4月 15日 (金) 10:00~12:00 記録の仕方の説明、目標行動を決める

第 2 回    5月 13日 (金) 10:00~12:30 親のあり方とプログラムの考え方
第 3 回    5月 20日 (金) 10:00~12:30 行動観察と記録の仕方、実例紹介
第 4 回    5月 27日 (金) 10:00~12:30 望ましい行動を増やす(肯定的注目)
第 5 回    6月   3日 (金) 10:00~12:30 望ましい行動を増やす(トークンシステム)
第 6 回    6月 10日 (金) 10:00~12:30 困った行動を減らす(上手な無視の仕方)
第 7 回    6月 17日 (金) 10:00~12:30 困った行動を減らす(タイムアウト)
第 8 回    6月 24日 (金) 10:00~12:30 子どもの協力を引き出す方法
第 9 回    7月   1日 (金) 10:00~12:30 制限を設ける(警告とペナルティ)
第10回    7月   8日 (金) 10:00~12:30 環境の整え方
第11回    7月 15日 (金) 10:00~12:30 個別課題の検討、ふりかえり、修了式

◆受講料

お一人 158,000円(2~4名の少人数、27時間講座・テキスト代含)
*分割払いもできますので、ご相談ください。

◆定員4名

◆お申込み・お問合せはこちらからです↓
お申込みフォーム
お問合せフォーム

2015年11月26日

基礎講座のご案内

こんにちは。
行動分析にもとづき、
発達障害の子どもを育てるコツをお伝えしている
特別支援教育ジャーナリストの中谷美佐子です。来年4月から始まる
第3期「保護者のための子どもをあたたかく育てるコツ講座」の
お申込を開始しましたので解説をしたいと思います。

さて、自閉症スペクトラム、LD(学習障害)、
ADHD(注意欠陥/多動性障害)などの
発達障害を持つ子どもは
日々、とっても困っているということをご存知ですか?

実は、発達障害を持つ子ども達は、
学習だけでなく、
人付き合いや学校生活、家庭生活など、
さまざまな面でつまづいています。

また、多くの困難さがあるにもかかわらず、
それを周りから理解してもらえず、
とても苦しんでいる状態なのです。

それと同時に、子育てに対して、
誰しも心配や不安を持っていますが、
この子ども達のお母さんやお父さんは
わが子をどのように理解して、
どのように育てればいいのか、
とても悩んでいるのが現状です。

そして、その苦労は計り知れないものです。

「保護者のための子どもをあたたかく育てるコツ講座」では
そんな発達障害の子どもを育てるお母さんやお父さんが
行動理論にもとづいて、
子育てのイライラや怒りをなくしていき、
穏やかな人間関係をつくっていけるよう支援していきます。子どもが、生きる力として重要な
ソーシャルスキル(社会性能力)だけでなく、
子どもの障害特性や、彼らのすばらしい個性を理解し
問題行動への具体的な対応を実践的に学びます。

同時に自身のストレスをコントロールできる感覚を得ることを
この講座では目標としています。

問題行動への捉え方を見直し、
具体的な対応を身につけ、
自分の生活や気持ちを調整できる感覚を体得していけるよう、
様々な対応方法だけでなく
穏やかな生活をするために必要なこともお伝えしています。

人との交流の中で学んでいくことで、
和やかな家族関係(人間関係)をきずくことができる
「保護者のための子どもをあたたかく育てるコツ講座」です。

お子さんとのより良い関係づくりをして
よりハッピーになりたいたいと思っていらっしゃる方は
ぜひご参加ください。

詳細はこちらからご覧ください↓
【第3期】保護者のための子どもをあたたかく育てるコツ講座 詳細

2015年11月20日

子どもをあたたかく育てるコツ講座(ライブ)

行動理論に基づき、子育てのコツをお伝えしている
特別支援教育ジャーナリストの中谷美佐子です。

本日の午前中、
発達障害の子どもをあたたかく育てるコツ講座
8回目を開いていました。

8回目は子どもの協力を引き出すための方法です。

今日は玄関にピンク色のポインセチアを置いてみました。
とても華やかでウキウキした気持ちになります。


さて、子どもから協力を引き出そうとすると
こちら側(大人)にテクニックがないと
いや、「気づき」がないと、、、
なかなか難しいものですね。

「子どもが大人の言うことを聞かない」
「子どもがすぐにいや!と言う」
「子どもが何もしようとしない」
「子どもが遊びをやめて帰ろうとしない」など
大人側には子ども達に対して
たくさんの要求があります。

その大人の要求を子ども達に従ってもらいたいなら、
「ちょっとしたコツを覚えておきましょうね」といったお話でした。

ブログには全部書ききれませんから
一つだけ紹介しますね。

それは、子どもにお願いをするとき
疑問形になっていませんか?ということです。

例えば、
「いつになったら、するの?」とか
「どうしてやらないの?」とか
「ちょっと手伝ってもらえる?」とか、
結構、疑問文で子どもにお願いをしていませんか?

当然、生きてきた年数の短い子ども達ですから
疑問文でお願いすると、聞かれていると思ってしまって、
「いつになったら、するの?」というお母さんの声かけに対して
「明日!」とか言ってしまうのですね。

そうすると、お母さんは
「今しなさい!」なんて怒ってしまうわけです。

子どもの方は「いつ、するのか?」と
聞かれていると思っているから、
「明日!」と答えただけなのですが、、、
怒られてしまうわけですから
自己肯定感が下がってしまいます。

「どうしてやらないの?」という疑問文も
お母さんは「今、○○をしてちょうだい」といった意味で
言っているのですが、、、
子どもは真剣に理由を答えてしまうのですね。

そうすると、またもや子どもは叱られてしまいます。
そして、再び自己肯定感を下げることになってしまうと。

こんな繰り返しを日々していると
子どもは抑うつ状態になってしまいますから、
子どもには、できるだけ「具体的に、簡潔に、短く」
伝えることの大切さを、今日はお伝えしました。

こちらは今日のお茶です。
マテ茶、レモングラス、カンゾウの根が入った
さわやかなハーブティーです。


お菓子はリッツにマシュマロを挟みました。
レンジでマシュマロを温めているので
とろ~りとして美味しいですよ。


ちょっと温めすぎて、マシュマロがはみ出してしまっている
でも、美味しいから、お試しあれ!

今日もお母さん達、
たくさんの気づきを得て帰られました。

こんな子ども思いの素敵なお母さん達が増えていくと
世の中はとっても平和になるだろうと思います。

来週もお会いできることを楽しみにしています。

 

2015年11月12日

子どもをあたたかく育てるコツ講座(ライブ)

行動理論に基づき、子育てのコツをお伝えしている
特別支援教育ジャーナリストの中谷美佐子です。

今日は発達障害の子どもをあたたかく育てるコツ講座
第7回目「タイムアウト」の日でした。

まずは、お母さん達には
日頃の疲れをオイルタイマーで癒してもらいましたよ。


子育ては頭も身体もたくさん使わないといけませんから
たまに、こうやって癒しの時間があるといいですね。

さて、アメリカではタイムアウトは
刺激のない部屋に子どもを置き
一人で数分間、落ち着かせるというものなのですが、
日本の家屋ではちょっと難しいかな?と思って
私はいつもクールダウンの方法をお伝えしています。

日本のお家は物がたくさんあることが多いですから、
クールダウンしようと思っても、
あちこちに刺激になる物があって
なかなか落ち着けないということもあるので、
その辺りの工夫の仕方をいろいろお伝えしました。

そして、子どもがギャーギャーワーワーなる原因には
私達大人が刺激になっていることや
子どもよりも大人の方が言葉が巧みなため
どうしようもなくなった子どもが怒り狂っていることもあります。

そのため、まずは大人がクールダウンする方法を
知っておかないといけないこともあるのですね。

そのクールダウンにはどんなことをするとよさそうかな?と
お母さん達それぞれの方法を見つけ出す作業をいたしました。

今日のお茶はカワラケツメイ草、ハト麦、番茶、ビワの葉、クマ笹
柿の葉、ハブ草、ドクダミのブレンドティーです。

ハト麦はアトピーやニキビに効くそうですし、
番茶は血糖値の上昇を抑えてくれて、
ビワの葉はがん予防になり、
クマ笹には血液浄化作用があるらしく、
柿の葉にはビタミンCがたっぷりあるというのですから
随分、体によさそうなお茶ですね。


「おばあちゃんの味がする~」とおっしゃっていた
お母さんがいらっしゃいました。
確かに、ほっこりするお茶です。

お菓子は「いか豆」
塩気がきいていて、このお茶にとてもよく合います。


こちらのムーミンは息子が母の日に買ってくれたもの。
いつも私のパソコンのそばにいます。
実は、このムーミンの足はマッサージできるようになっています(笑)

では、来週は8回目です。
「子どもの協力を引き出す方法」について
お伝えする予定です。

この頃になると、お母さんたちが
子ども達を褒めるのがとても上手になって
親子関係がとても良くなってくるのです。
だから、私はとっても楽しみです。

では、また!

2015年11月5日

子どもをあたたかく育てるコツ講座(ライブ)

行動理論に基づき、子育てのコツをお伝えしている
特別支援教育ジャーナリストの中谷美佐子です。

先程、発達障害の子どもをあたたかく育てるコツ講座
6回目が無事終わりました。

今日のテーマは「困った行動を減らす」でした。

そう!子育て中は、子どもの困った行動に
誰もが悩まされますね。

しかし、この困った行動ですが、
実は私達が子ども達に困った行動をさせてしまう
言葉がけや態度をしていたって、、、ご存知でしょうか?

子どもの困った行動というのは
自分(子ども)に関心を向けて欲しいといった意味なのです。

そのため、褒められたり認められたりする経験がないと
「怒られて」でもいいから、注目を得ようとします。

だから、子どもが困った行動をし続けるというのは、
大人が子どもを認めたり、
子どものいいところを見つけて
何が(どこが)いいところなのかを分かりやすく
具体的に言葉で伝えて褒めて欲しいよ~
という意味でもあるのですね。

そのため、褒められることがない子どもは
怒られてでもいいから、大人からの関心を得ようとするわけです。

そんなお話をしながら、
今日は困った行動を減らす工夫の数々をお伝えしました。

そして、先日、日本感覚統合学会が広島で開かれたので
子ども達のニーズに合わせた感覚玩具の説明もいたしました。
やはり、私達は子どもの感覚ニーズを満たしてやり
よりよい発達を促してあげられるといいですね。

こちらは、100円で買える「のび~る」です。
引っ張ってもよし、巻きつけてもよし、
子ども達に持たせておけば、いろんな遊びが広がりますよ↓

こちらも100円。指ではじいて葉っぱの中にカエルを入れる玩具。
楽しみながら、指先の力の調整訓練にもなります。
だからと言って、どうか訓練には使わないでくださいね。
遊びは楽しいからいいのですよ

そして、今日はとっても寒かったので
風邪をひきそうなときに飲んでおくといいらしい
ハーブティーをお出ししました。

さあ、来週はいよいよ後半に入ります。
この頃になると、お母さん達がとっても
褒め上手になってきて、
親子関係がとても穏やかになってきます。

来週もお会いできるのを楽しみにしています。