ハートボイスプロジェクト

ハートボイスプロジェクトブログ

2015年10月29日

子どもをあたたかく育てるコツ講座(ライブ)

行動理論に基づき、子育てのコツをお伝えしている
特別支援教育ジャーナリストの中谷美佐子です。

今日はかなり充実した一日でした。
午前中、発達障害の子どもを育てるコツ講座を開き、
その後、すぐにスカイプで学習・発達支援員についての
全国会議が夕方までありました。

そのため、受講してくださっている方々には、
今日はゆっくりしてもらえなかったことを
申し訳なく思っています。
ごめんなさい。

さて、今日は子ども達に注目したり
褒めたり、認めたりしたとしても
なかなか従順さを引き出せない時に使う
トークンシステムについてお話しました。


トークンというのは
ちょっとした物のことです。

例えば、おもちゃのコインだったり、
お菓子や飲み物、シール、本など
子ども達が喜ぶものです。

こういった物を使って、
子ども達のやる気を引き出そうということ。

簡単に言うと
「これが出来たら、○○がもらえる」というと
分かりやすいかもしれませんね。

つまり、お店のポイントカードです。
このポイントカードがあることで、
私達はいつしか、
そのお店に足しげく通うようになりますね。

そう!子ども達にもこのようなポイントを
与えてやることで、
やる気を引き出そうということなのです。

今日は、そんな子ども達のやる気を
引き出すための方法を数々お話しました。

受講されている皆さん、
たくさんメモしていらっしゃったから
きっと、お子さん達に上手に活用してくださることでしょう。
来週の報告をお聞きするのが楽しみです。

さて、今日お出ししたお茶は
カワラケツメイ茶です。


このお茶はカフェインゼロで
ポリフェノールを多く含んでいて、
整腸・利尿作用があり
脂肪の吸収を抑える働きがあるのだとか。

何だか、体に良さそうですね
そして、お部屋の香りをラベンダーにしたら、
皆さん「中谷さん、玄関の外まで、いい香りがしましたよ」と
おっしゃっていました。


ラベンダーはリラックス効果が高いので
不安や緊張、イライラなどを和らげてくれますよ。
就寝前にお部屋をラベンダーの香りにすると
よく眠れると言われています。
お試しあれ!

では、来週は「困った行動を減らす」ための方法をお伝えします。
お楽しみに~

2015年10月22日

子どもをあたたかく育てるコツ講座(ライブ)

行動理論に基づき、子育てのコツをお伝えしている
特別支援教育ジャーナリストの中谷美佐子です。

今日は発達障害の子どもを育てるコツ講座4回目。

子ども達に肯定的な注目を与えるにはどうしたらいいか?
というお話を、う~ん、今日は90分以上することとなりました。

それは、子育てにおいて
肯定的注目というのは最も重要な部分だからです。

このポイントさえ押さえていれば、
子どもは育つとも言えるからなのですね。

それで、肯定的注目というと
「褒める」ということはすぐに思い浮かぶのですが、、、
実は、その他にもたくさんあるのです。

・励ます
・その行動に気がついていることを知らせる
・ほほえむ
・感謝する
・興味や関心を示す
・そっと身体に触る

などなど、、、結構あるのですね。

そんな肯定的な注目の仕方を
子ども達にどのように与えると良いのか?
というところを、今日はしゃべりまくったというわけです。

褒め方のタイミングや
子供への視線や体の向け方、
表情の作り方、
声の調子をどのようにすると自閉症の子供が
穏やかにお母さんの言葉を聞くことができるか?等も
丁寧にお伝えしました。

褒めるときの注意点は
やはり、兄弟姉妹を比較してはいけないということ。

比較すると、たいてい競争心を強め
敵意を抱かせてしまいますから。

今日はプリティウーマンというハーブティーを
お出ししてみました


このハーブティーには、コリアンダーやオレンジ、レディズマントル、シナモン、
マリーゴールド、レモンバーム、フェンネル、ダンディライオン、ローズ、バニラが
入っているようでした。

気持ちが温かになるような味でしたよ。

皆さん「このお茶を飲んで、プリティーウーマンになったら
報告します」と言って帰っていかれました(笑)

そして、今日のお菓子はトラピストクッキーです。
津軽海峡を眼下に望む道南の丘に建つ
トラピスト修道院で作られているのだとか。

自家製の発酵バターとバターミルクが入った
さっぱりしたお菓子でした。
私はこのクッキー、結構好きだよ

では、来週は望ましい行動を増やすための
トークンシステムについてお話する予定です。
お楽しみに~!

2015年10月16日

子どもをあたたかく育てるコツ講座(ライブ)

行動理論に基づき、子育てのコツをお伝えしている
特別支援教育ジャーナリストの中谷美佐子です。

発達障害の子どもを育てるコツ講座3回目を開きました。
今日は、子どもの行動観察の仕方と記録の付け方をお伝えしました。

子どもの行動を観察するときに
何気なく子どもを見ていても、
そう簡単には真実は見えないものです。

そこでポイントを3つ!

1つ目は子どもが行動を起こす「前の行動」を見るということ。

2つ目は子どもが行動を起こした「後の行動」を見るということ。

3つ目は周りの大人がどのように対応したかを見るということ。

この3つをしっかり見ておくと
これまで気づくことができなかった
真実が見えてくるのですね。

そんなお話を、
お茶とお菓子を楽しみながら
めいいっぱい致しました(笑)

今日お出ししたのは「どくだみ茶」です
どくだみ茶は腸内環境が良くなるので
皮膚トラブルが無くなるのだそうですよ。

お肌ツルツルになって女性には良さそうです

お菓子は昔懐かしい「ほうてん」。
紫いもで色付けしてあります

そして、なぜ?
この講座では、めんどくさい記録というものを
つけなければならないのかもお話しました。

それは、お子さんを観察して記録をつけることで
自分自身の行動や言葉、
考え方や物の見方に
自分で気づくことができるからです。

子どもに対する見方に気づくと、
親の気持ちが楽になることが
結構あるのです。

そんなわけで、記録をとってきてもらっています。

本日のお部屋の香りはシナモンでした。
シナモンは過去の後悔や悲しい出来事に囚われやすい人や
孤独感を持ちやすい人に効果があるらしく、
ネガティブな考えを手放すことができるそうです。
今を生きることを楽しむことを促してくれるとか。

今日も受講者の皆さん、
元気になって帰ってもらえたかな?

もし、そうだったら、うれしいです。

2015年10月8日

子どもをあたたかく育てるコツ講座(ライブ)

行動理論に基づき、子育てのコツをお伝えしている
特別支援教育ジャーナリストの中谷美佐子です。

午前中、発達障害の子どもを育てるコツ講座2回目を開いていました。
今日は「親のあり方とプログラムの考え方」を受講者の皆さんにお話しました。

こちらは受講してくださっているAさんがお持ちくださった栗です。
秋を感じられるようにテーブルの上に飾ってみました

さて、今日お話した内容は
「怒る」と「叱る」の違いです。

怒るのは自分をスッキリさせるためだけど、
叱るのは相手のことを思って伝えることなので、
できるだけ「叱る」ようにすることや、

子どもより親の方がしゃべりすぎていたり、
子どもを待つ時間が短いと、
子どもはやる気を失ってしまうこと等について
お話しました。

また、子どもを変えるのではなく
親自身が変わることで、
親子が実に良い関係になっていくこと等を
実例を用いてお伝えしました。

人が変われるときというのは
「今」なのですね。

「いつか」はいつになっても来ないのです。

そう!
「今」を大切に
これから10週間、
自分自身に気づく作業をしていきますよー!
というようなお話。

人から言われても、
そう簡単には変われないけれど、、、
自分で気づいたときは、
結構な勢いで変われますから
お楽しみに~とお話いたしました。

さて、今日はお部屋にROSE OTTOをたいてみました。
香りはちょっと薄いのだけれど、
女性の美しさを力強く支えてくれるらしいですよ。
また、女性の様々な辛さや問題に際して
優しくサポートしてくれるとか。
落ち着きのないお子さんにもいいらしいです↓

今日はTHROAT COATをお出ししました。
このお茶は喉の働きや声帯、食道、呼吸する気管を整えてくれるのだそうです。
この季節は風邪をひきやすくなりますから予防がてらに↓

お茶を飲みながら、
参加された方々が
1か月間のお子さんの観察と共に
記録をつけたことで、
たくさんの気づきがあり、
随分、気持ちが落ち着いたとおっしゃっていました。

あ~、よかった。
お母さんが幸せなのが一番です。
お母さんが幸せだと子どもも幸せだから

ーーーーーーーーーーーーーーーーー
広島で「学習・発達支援員養成講座」を
10月25日から開講します。

この講座は将来、広島の小学校や中学校で
専門性のある支援員として働くためのものですが、
児童デイや塾で働く方、学校の先生方や保護者にも
子ども達への関わり方を学ぶことができるのでオススメです。

発達障害の子ども達の幼少期から成人期にかけての
関わり方を学んで、子ども達を支えていきたい方は
こちらからお申込できます↓
NPO法人日本インクルーシブ教育研究所

お申込の〆切は10月10日(土)です。
明後日、〆切ですね。

2015年10月3日

子育て

行動理論に基づき、子育てのコツをお伝えしている
特別支援教育ジャーナリストの中谷美佐子です。

子育て中は、実に忙しい毎日を送ることになるのですが、、、
実際に子どものそばにいないと、
その忙しさを実感できないため、

「どうしてそんなに忙しいんだろう?」とか、

「疲れて、今日は晩御飯が作れなかったなんて
どれほど怠けているんだろうか?」とか、

「外で働くよりも、子どもと一緒にずっといるんだから
家でのんびりしているんだろうな~」なんて
思っている人もいるかもしれませんね。

いえいえ、そんなことは全くありません。
お母さん達は大忙しで奮闘しています。

ましてや、発達障害の子どもを育てているお母さん達は
もっと、もっと忙しい場合もあります。

なかなか夜寝てくれない。

寝たと思ったらすぐに起きて、ギャーギャー泣く。

一晩中寝ないで、遊び続ける。

体中が皮膚炎になっていて一日中グズグズ言う。

ベビーカーに乗せて揺らしていないと機嫌が悪いので
ずっとベビーカーを押し続けなければならない。

歩き出したかと思ったら、いきなり走り始め
どこに行ってしまうか分からない。

すぐに道路に飛び出す。

喘息がひどい。

などなど、、、挙げるときりがないくらいだと思います。

前回も書きましたが、
やはり体験してみないことには
大変さというのは理解できませんから、
体験するのが一番です。

そこで、実際に体験してみたお父さんがいましたよ。
そのお父さんのブログがありますから読んでみてください↓
三十路男の悪あがき
「育児疲れで晩ご飯が作れない」って妻が言うから実際に検証してみた

読んでみてどうでしたか?

お母さん達はお昼ご飯をゆっくり食べる時間もないのですよ。
そんなお母さん達をねぎらってあげて欲しいと思います。

お母さんはやっぱりスゴイのです!

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
さて、広島で「学習・発達支援員養成講座」を
10月25日から開講します。

この講座は将来、広島の小学校や中学校で
専門性のある支援員として働くためのものですが、

児童デイや塾で働く方、学校の先生方や保護者にも
子ども達への関わり方を学ぶことができるのでオススメです。

発達障害の子ども達の幼少期から成人期にかけての関わり方を学んで、
職場で技術や知識を活かしてみたい方はこちらからお申込できます↓
NPO法人日本インクルーシブ教育研究所