ハートボイスプロジェクト

ハートボイスプロジェクトブログ

どのように子どもを観察して記録する?

2017年10月11日

子どもをあたたかく育てるコツ講座(ライブ)

子育て

支援・トレーニング

広島で行動理論に基づき
子どもをあたたかく育てるコツをお伝えしている
ハートボイスプロジェクトの中谷美佐子です。

さて、今日は子どもをあたたかく育てるコツ講座3回目で
子どもの行動観察の仕方と記録のポイントをお話しました。

子どもの行動を観察する時のポイントを知らないと
どうしても大人側が主観的に子どもの行動を見てしまうため
子どものありのままの行動を見ることができません。

だから5W1H(いつ、どこで、何を、どうして、どのように)を
観察して明確に記録していく必要があります。

また、子どもの行動の回数や時間なども
しっかりと記録していくことが大切です。

それは、お母さんが「うちの子はすぐに腹を立ててバカ!と言う」
と思っていても、実際に数を数えて見ると
「あら?そんなに怒っていなかったわ。
バカと言うのも一日にたったの3回だった」
ということも間々あるわけです。

つまり人の感覚というのは結構いい加減なところがあり
人それぞれ感じ方が違うため、表現が的確でないことも多いのです。

それで、子どもを観察して記録をとる時は
時間の長さや回数などはしっかり見ておかなければなりません。

そんなポイントを今日はお話しました。

そして、1週間の記録の気づきを各自発表したのですが
面白い発見をされた方がいました。

この方はご主人にお風呂へ入る前に
自分でタオルと下着を準備して欲しいという希望があり、
ご主人の目標行動を「自分でタオル・下着を準備してお風呂に入る」
とされて記録をつけていらっしゃいました。

それが、今日こんなことをおっしゃっていました。

「私、記録をつけて気づいたんです。
夫がお風呂に入る前に、お風呂に入るよ~って言っていたんです。
その時、夫はタオルと下着を用意してねなんて言ってもいないのに
私が勝手に反射的に立ち上がってタオルと下着を用意しようとしていたんです。
だから、私が反射的に立ち上がってタオルと下着を用意しなければ
夫は自分で用意するのだと分かったんです。
あ~はっはっはっはっは~」

ということで、夫にして欲しいと思っていながら
自らが率先して動き、夫の行動を阻んでいたということですね。

これを「おせっかい」と言います・笑

こんな気づきが沢山あって、今とっても楽しい講座が続いています。
今年12月中旬まで続くこの講座ですが、
いつものようにあっという間に終わるだろうなと思っています。
それは楽しいから♪

今日はデトックスウォ―タ―を出しました。
アロマティカスとリンゴとレモンが入っています。
さわやかな味です。

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どんな大人が理想かな~?

2017年10月4日

人生・心

子どもをあたたかく育てるコツ講座(ライブ)

子育て

支援・トレーニング


こんにちは。
広島で行動理論に基づき子どもをあたたかく育てるコツを
お伝えしているハートボイスプロジェクトの中谷美佐子です。

今日は子どもをあたたかく育てるコツ講座2回目、
テーマは「大人のあり方」でした。

私達大人がどんな気持ちで、どんな意識で、どんな視点で、
子ども達を見ていけばいいのか、
そして、同時に自分自身をどのように見つめていけばいいのか
ということをお話した日でした。

私達は小さい頃から(今もなお)ずっと
周りの人達から数々の記憶をすり込まれながら生きています。

しかし、その記憶が自分自身を苦しめていることに気づかないまま
「~ねばならない」「~すべき」と思っていることが多く、
その考えを子ども達に押しつけていることもあります。

そうすると、私達大人が「~すべき」と思い込んで
「~しなければならない」と必死で生きてきたように、
子ども達もまた苦しんで生きていくことになるのですね。

そのため、この講座の2回目では
私達の脳にすり込まれてきた記憶が
どんなものなのかを私は必ず話します。

そして、子どもとの関係を何とかしたいと思った時
まず初めにやらなければならないことが
自分自身を見つめることになります。

・自分にはどんな感情があるのか
・自分にはどんな得意があってどんな苦手があるのか
・その自分の苦手は見方を変えるとどうなるのか
・自分がいつも子どもに言っているのはどんな言葉なのか
・自分にはリラックスする時間が一日にどのくらいあるのか

など多くのことに自分で気づいていかなければなりません。

そのため、最初の1カ月は、
お子さんの素の状態を観察して記録をとってきてもらいます。

この観察はお子さんを見ているのですが
実は自分自身も見ていくことになります。

つまり、お子さんを観察しながら、
自分自身を観察することになるのです。

そして今日はその1カ月分の観察を見せてもらいました。
「記録をとってみると、思った以上に子どもができていた」
とおっしゃった方が数名いらっしゃいました。

実は記録をとるだけで子どもの状態が良くなることがあります。
それは「大人の子どもへの注目」という大きな力によって
子どもに変化が現われるのです。

子どもは大人からの注目を得るために
相当なエネルギーを使って生きていますから
それが満たされることによって
親子関係がとても良好になることもあります。

今日はそんな「大人の注目」の大切さについても
たっぷりお話しました。

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WEB講座 本日スタート!

2017年9月8日

Webでコツ講座

子育て

支援・トレーニング

広島で行動理論に基づき
子どもをあたたかく育てるコツをお伝えしている
ハートボイスプロジェクトの中谷美佐子です。

今朝、ハートボイスプロジェクト初のWEB講座がスタートしました。

zoomでの講座のため、配布資料を前もって郵送したものの
その都度出てくる細々とした資料をどうするか?
受講生の記録用紙は郵送するのか?
スキャナーで取り込んでメール添付するのか?など
考えなければならないことが多く、
WEB講座開始直前までバタバタしてしまいました。

さて、今日は10時にzoom講座を開始し、
まずはzoomと資料添付で使うチャットワークの使い方を
参加者と一緒に練習しました。

皆で集まって講座をするのとは違って、
「はい、これで~す」なんて言ってお見せしたり
覗き込んでみたりできませんから、
何でもかんでもパソコン上にデータにして入れておいて
画面を共有して見なければなりません。

一瞬「不便だな」とは思ったのですが、
それでも遠距離の方とこんなに簡単にすぐそばにいると感じながら
やり取りできるのは幸せなことだと思いました。

講座内容は一昨日スタートした
「子どもをあたたかく育てるコツ講座」と同じなので
こちらから読んで頂けると分かります↓
子どもをあたたかく育てるコツ講座2017秋冬スタートしました♪

やはり大きく違うのは、美味しいお茶やお菓子をお出しできないこと。
「これ美味しいんですよ」と言って「はいどうぞ」と
パソコンの前に差し出したところで参加者は受け取れないのです。
当たり前ですが、、、

う~ん何とかならないのだろうか?という野望から
「いつかドローンがお茶やお菓子を運んでくれる日もやってくるのだろうな」
と思いながらWEB講座をすすめていた次第です。

さて、参加者はこれから1か月間、
子どもを観察して記録をとる期間のため
しばらくパソコンの前でお会いできません。

でも、10月からは毎週1回、全10回の連続WEB講座となるので
次第に参加者も私もパソコンの達人になっていけそうな気がします。

zoomで講座ができると世界が広がっていいな♪
遠くにいる人とお話が簡単にできるのって楽しい♪
子どものことで困ったことがあってもzoomで相談できれば安心していられる♪

そんなことを思った「初WEB講座」でした。

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子どもをあたたかく育てるコツ講座 2017秋冬 スタートしました♪

2017年9月7日

子どもをあたたかく育てるコツ講座(ライブ)

子育て

支援・トレーニング

こんにちは。広島で子育てが楽しくなるコツをお伝えしている
ハートボイスプロジェクトの中谷美佐子です。

昨日、この秋からの「子どもをあたたかく育てるコツ講座」が始まりました。
月日が経つのはとても早く、今回の講座は6期目になります。
この秋も定員4名満席でスタートできることに感謝しています。

昨日は1回目の講座だったので
ペアレントトレーニング(応用行動分析)を覚えると、
どのように子ども達との関わりが楽しくなるか、
子ども達への見方がどのように変わっていくか、
そして、何よりお母さん達や支援者が幸せを感じて
日々を過ごせるようになるかを説明しました。

そして、これから1か月間、子ども達の素の状態を観察して
記録をつけていくために、記録の仕方やポイント等を話して、
参加者と一緒に子どものどんな行動を観察したいかを話し合いました。

皆さん、いろんなお悩みがあって、、、

・勝手なおしゃべりをしないで欲しい
・言い訳をしないで欲しい
・立ち歩いてゴソゴソしないで欲しい
・汚れた物は洗濯機に持って行って欲しい
・洗濯物をたたんで欲しい
・脱いだ服をどこにでも置かないで欲しい
・食べ物をこぼしたら自分で拭けるようになって欲しい
・思い通りにいかない時に、大きな声を出さないで欲しい
・一方的に何度も同じ話をし続けないで欲しい
・人がテレビを見ている時に勝手にリモコンを操作しないで欲しい
・人前で母親のお腹を触らないで欲しい
・学校からの書類を親に渡して欲しい

まだまだ、たくさんありましたが書ききれないのでこの辺にしておきます。

さて、これを見ると私達大人は子ども達に
「~して欲しいこと」だらけだということに気づきますね。

でも、どうして子ども達はしてくれないんでしょうね?

それは、私達大人の対応の仕方が
子ども達がしてくれないようにしていることが多いからなんです。

この気づきを得るために、参加者はこれから1か月間
子ども達の素の状態を観察して記録をつけていきます。

そうすると、1か月後には記録をつけているだけで
子ども達が「私のして欲しいことをしてくれるようになっていました」
という方も出てきます。

これは、子どもを観察している最中は、
結構、大人が子どもに注目しているという意味なのです。

つまり、子どもに注目するということは
子どもを「褒める」と同じことになるため
子どもの行動が強化していくのですね。

記録をとるということはそういった作用があるのです。

さあ、「して欲しい」ことだらけだった皆さんが1か月後
どんな報告をしてくださるか楽しみです。

この秋からはWEB講座も始めているので
明日はzoomで子どもをあたたかく育てるコツ講座1回目です。

先程、参加される方へ明日のzoomについての連絡をしました。
私も初めてのWEB講座でドキドキですが、
参加される方もドキドキでしょうね。
それもまた楽しみです♪

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第5期子どもをあたたかく子育てるコツ講座最終回 参加者の感想

2017年7月13日

受講者の声

子どもをあたたかく育てるコツ講座(ライブ)

子育て

支援・トレーニング

発達障害

広島で行動理論に基づいて
子どもをあたたかく育てるコツをお伝えしている
ハートボイスプロジェクトの中谷美佐子です。

さて、昨日、第5期子どもをあたたかく育てるコツ講座が終了しました。
わけあって昨日は午前中に10回目の講座をして
ランチタイムをはさみ午後から11回目の講座「振り返り・修了式」となりました。

全11回の講座で、受講前は「3か月も通うの~?長いな~」と
おっしゃる方も多いのですが、
「あっという間に終わってしまった」といった感想をよくいただきます。

「なぜ?11回も講座に通わなければいけないのだろう?」と
始めは皆さん思われるようなのですが、

講座開始後すぐに「あっ!これは1日や2日で学べるものではないな!」
「人の行動にはそんな意味があったのか。奥が深すぎる」
「どんどん、自分を見つめざるを得なくなってきた」
「子どものせいで、夫のせいで、と思っていたのに、自分?」などなど
皆さん、いろいろな体験をされます。

そして、次第に子どもの良い行動に気づくようになって
いつしか子どもに『良い行動とはどういったものなのか』を
気づかせるのが上手になっていきます。

それで、昨日は午後から最終回だったので修了証書をお渡しして
お祝いに私が作った杏仁豆腐をお出ししました。

休憩タイムにお抹茶ときんつばも皆で楽しんだのですが
写真を撮るのを忘れました。がっくりですね。

では、参加された方々の10週間を振り返った感想を紹介しましょう。

【娘 40代の女性】
自分の子供は大きくなり、そこまで気になる行動もなく、
むしろ母親の方が気になる事が多く、大人なので難しいとは思っていましたが、
この度まさか母との関係がこんなにも良くなるとは夢にも思いませんでした。
生徒への言葉がけや、保護者の方との関わり方、母、娘との関係、
この講座を受講して本当に良かったです。

行動の観察、自分の言葉がけの振り返り、
いかに今まで無意識にしていたかよくわかりました。
肯定的な言葉がけは普段から意識はしていましたが、
トークンシステムを学び、もう一度子育てでやってみたいなと思いました。
どうやったら効果的か疑問に思って子育てをしてきましたので、
できることなら、試してみたいです。

この勉強を妊婦の時に学べたらなと思いました。
子供にとってもいいですけど、お母さんにとっても
穏やかな子育てができると思います。
このような機会を頂き、ご縁を頂けたことに感謝です。
ありがとうございました。

【保護者 30代の女性】
始まる前は11回やり切ることができるか不安で、
始まってみても精神的にしんどかったことが思い出されます。
子どもへの対応が思うようにできず、
講座に行くのが気持ち的にしんどいこともありました。
その時は中谷さんや参加している皆に会いたい、
中谷さんが出してくれるお茶とスイーツで癒されたい!と
モチベーションを上げたことも正直あります。
毎回、目から鱗が落ちる充実した講座で、
行動観察からの気づき、中谷さんからのあたたかい応援、
家族から「怒らなくなったね」と言ってもらったこと、
たくさんのことが支えになりました。

講座を受ける前は、子どもの発達障害の診断を私が受けとめ切れておらず、
発達障害がある息子がもどかしく、イライラしっぱなしで
手をあげることもありました。
この講座では私が今まで当たり前だと思っていた
自分の価値観や固定観念を崩してもらいました。
講座が終わった今は、息子の特性を「個性」として捉えられるようになっています。
いつもは心の片隅に隠れている「できるなら普通級の子供のようになってほしい」
気持ちもかなり小さくなっています。

何か起きたことには「何でこうなるんじゃろう?何がいけんかった?」と
まず自分の言動を振り返り、子どもを観察し「次はこうしよう」
「こうしたら変わってくるんじゃないか」など考え、
次に進むことができるようになりました。

講座を受けている途中には「息子の年齢が低い時にこの講座を受けたら
どうだったんだろう、受けたかったなあ」とよく思いました。
でも、最終回の今では「子どもも私も苦しんだけど、その時期があったから
この学びが大きなものになるんだ!」という前向きな気持ちにもなれています。

これからは講座で学んだことを復習しながら、
「子どもをあたたかく育てて」いきます。
この講座を受けて本当に良かったです。
一生の宝物です。

【保護者 50代女性】
参加前は、少人数でレクチャーを受ける訳だからピンポイントでの質疑応答や
講義等で早めの理解と、問題の早期解決を想定していました。
いざフタを開けてみると、問題は山積で、講義の最終日を迎える頃になっても
観察は完結せず、子供を観察しているつもりがいつの間にか
自分自身を顧みる観察にすり替わり、自身の成り立ちを否応なく
掘り起こされることになりました。
これまで封印していた記憶がよみがえり、初期の講座は私にとって精神的に
キツいものでした。

毎週、観察記録を提出するたびに声かけのタイミングや言葉の選択のまずさを
反省することしかできませんでしたが、講義を回数を重ねるごとに、
観察相手の息子のことと併せて自身の言動の原因を探るようになりました。
息子と観察する自分以外に、環境要因として外せない夫の存在を
認識するようになったのは、講座が中盤に差しかかった頃です。

言葉遣いが徐々に慎重になるにつれて息子への評価が一見良くなったように
思われましたが、設定した目標行動の観察の仕方の拙さから、
終盤近くになって仕切り直しを余儀なくされました。
他の参加者の方々が順調なだけに自分の至らなさに正直落ち込みましたが、
思考を深く巡らせていく感覚を覚えられただけでも良しとしようと、
考えを切り替えることにしました。

最終日間際になって、今後の息子のために再度、夫に声かけをしないよう
協力をお願いしました。自分にしては珍しく穏やかに話しかけられたと思います。
その際言われた夫の言葉にハッとしました。
「俺が毎日食器を洗っているんだから、弁当箱を出さない息子に言わないと
俺が困る。言わない訳にはいかないだろう。」と語気を強めて言われた時に
ようやく気付きました。

夫のことは二の次で、家庭ではいつも子供を優先していたこと。
家族のために働き続け、仕事から帰った後も家族の食事の支度全般から
食器洗いまでこなしてくれている夫に対して、
思いやりがないと非難ばかりしている私自身が、
私同様疲れて帰宅している夫に対する思いやりを微塵のカケラも
持っていなかったんだと、今頃気づきました。

夫の私に対する優しさにつけ込んで、料理から食材の買い物に至るまでを
全て、夫に丸投げしていました。
夫が息子に声をかけざるを得ない状況に私が追い込んでいる以上、
夫がキレるのは当然です。キーパーソンは夫ではなく、私でした。

この一週間は、食器洗いはほぼ私が毎日やっています。
夫の出勤前の見送りも毎日行っています。
以前よりは感情を抑えて家族に接することが
わずかながらも増えたと実感しています。
感情をコントロールするために、出勤の車中で笑顔を練習中です。

設定した目標行動の観察の結果がどうであれ、
自分自身を顧みるから省みる過程を味わい
うっすらではありますが、夫への感謝の気持ちが芽生えました。

【支援者 20代の女性】
この講座に参加して子どもへ接する際に余裕ができたのが1番大きいです。
記録をつけ、それを省みることで次に繋げることができ、ゆとりが生まれました。
ゆとりは笑顔を増やし、いいところをよりたくさん見つけることができました。
子どもと一緒にたくさん笑い、課題を見つけても慌てなくなりました。

講座だけでなく、中谷先生やほかの受講者の皆さんと
日々の事例を検討できてとてもわかりやすく学ぶことができました。
また、参加前までは、記録をつけることで自分の子どもへの接し方と
向き合うのが怖かったです。

だけど、中谷先生に的確なアドバイスを頂いたり、
他の受講者の方々と共感しあったりすることで前向きに取り組むことができました。
改善点だけでなく、私のいいところをたくさん見つけていただけたことで、
楽しく記録をつけ続けることができました。

さて、第6期の「子どもをあたたかく育てるコツ講座」は
9月6日(水)から開始いたします。
この講座に参加して親子関係を『穏やかに』
そして『あたたかく』したい方はご参加ください↓
2017秋冬【保護者のための】子どもをあたたかく育てるコツ講座案内

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