ハートボイスプロジェクト

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2016年11月11日

子どもをあたたかく育てるコツ講座(ライブ)

花 ペアレントトレーニング

広島で行動理論に基づき
子どもをあたたかく育てるコツをお伝えしている
ハートボイスプロジェクトの中谷美佐子です。

本日の6回目の講座は
困った行動を減らすために
上手な無視の仕方についてお伝えしました。

無視と言っても、
完全に子どもの存在を無視することは
虐待の一種になりますから、
誤解のないように、この講座での無視については
かなりしつこく丁寧にお伝えしています。

それは、子どもが困った行動をしたら
無視をしておけばいいんだと思ってもらっては困るからです。

この講座でお伝えする無視とは
子どもが困った行動をしている最中には
子どもに注目をしないで、
その間、子どもの行動をしっかり観察するということになります。

そのため、実際には本当の無視ではありません。

愛を持って見てみぬふりをしながら
子どもの良い行動が出るのを待ち、
その良い行動が出た瞬間を狙って
その良い行動を褒めるということになります。

結局のところ
これまでやってきた「子どもの良い行動」を褒めて
子どもの良い行動を強化していくといったやり方と
さほど変わりはないのです。

子どもは大人から注目してもらうために
全エネルギーを注いで生きているため、
怒るのも、褒めるのも、どちらも注目していることになります。

結局のところ、子どもを怒っても
その行動は強化されていくわけです。

だから、子どもの良くない行動を叱れば叱るほど
子どもはその良くない行動をし続けることになるのですね。

じゃ、子どもの良い行動を褒めて
困った行動を減らしていく方がいいんじゃないですか?
といった話になるわけです。

今日はそんな話をした後に、
行動観察記録を見せて頂きました。

今日お母さんが気づかれた言葉で印象的だったのは
「はい!と返事ができるようになってきたら
おはよう!や、ただいま!も言ったことのなかった息子が
おはよう!や、ただいま~!って言うようになったんですよ。
あまりに嬉しくって思いっきり息子を褒めました。
息子の良い行動も、好ましくない行動も
私次第なんだって分かりました」

そうなんですね。
子どもはお母さんから注目されると
いろんな事ができるようになっていくのですね。

今日も心がほっこりする言葉と、
あたたかいものをたくさん頂きました。
残り5回の講座が楽しみです。

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