ハートボイスプロジェクト

ハートボイスプロジェクトブログ

2017年9月7日

子どもをあたたかく育てるコツ講座(ライブ)

子育て

支援・トレーニング

こんにちは。広島で子育てが楽しくなるコツをお伝えしている
ハートボイスプロジェクトの中谷美佐子です。

昨日、この秋からの「子どもをあたたかく育てるコツ講座」が始まりました。
月日が経つのはとても早く、今回の講座は6期目になります。
この秋も定員4名満席でスタートできることに感謝しています。

昨日は1回目の講座だったので
ペアレントトレーニング(応用行動分析)を覚えると、
どのように子ども達との関わりが楽しくなるか、
子ども達への見方がどのように変わっていくか、
そして、何よりお母さん達や支援者が幸せを感じて
日々を過ごせるようになるかを説明しました。

そして、これから1か月間、子ども達の素の状態を観察して
記録をつけていくために、記録の仕方やポイント等を話して、
参加者と一緒に子どものどんな行動を観察したいかを話し合いました。

皆さん、いろんなお悩みがあって、、、

・勝手なおしゃべりをしないで欲しい
・言い訳をしないで欲しい
・立ち歩いてゴソゴソしないで欲しい
・汚れた物は洗濯機に持って行って欲しい
・洗濯物をたたんで欲しい
・脱いだ服をどこにでも置かないで欲しい
・食べ物をこぼしたら自分で拭けるようになって欲しい
・思い通りにいかない時に、大きな声を出さないで欲しい
・一方的に何度も同じ話をし続けないで欲しい
・人がテレビを見ている時に勝手にリモコンを操作しないで欲しい
・人前で母親のお腹を触らないで欲しい
・学校からの書類を親に渡して欲しい

まだまだ、たくさんありましたが書ききれないのでこの辺にしておきます。

さて、これを見ると私達大人は子ども達に
「~して欲しいこと」だらけだということに気づきますね。

でも、どうして子ども達はしてくれないんでしょうね?

それは、私達大人の対応の仕方が
子ども達がしてくれないようにしていることが多いからなんです。

この気づきを得るために、参加者はこれから1か月間
子ども達の素の状態を観察して記録をつけていきます。

そうすると、1か月後には記録をつけているだけで
子ども達が「私のして欲しいことをしてくれるようになっていました」
という方も出てきます。

これは、子どもを観察している最中は、
結構、大人が子どもに注目しているという意味なのです。

つまり、子どもに注目するということは
子どもを「褒める」と同じことになるため
子どもの行動が強化していくのですね。

記録をとるということはそういった作用があるのです。

さあ、「して欲しい」ことだらけだった皆さんが1か月後
どんな報告をしてくださるか楽しみです。

この秋からはWEB講座も始めているので
明日はzoomで子どもをあたたかく育てるコツ講座1回目です。

先程、参加される方へ明日のzoomについての連絡をしました。
私も初めてのWEB講座でドキドキですが、
参加される方もドキドキでしょうね。
それもまた楽しみです♪

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