ハートボイスプロジェクト

ハートボイスプロジェクトブログ

2017年10月4日

人生・心

子どもをあたたかく育てるコツ講座(ライブ)

子育て

支援・トレーニング


こんにちは。
広島で行動理論に基づき子どもをあたたかく育てるコツを
お伝えしているハートボイスプロジェクトの中谷美佐子です。

今日は子どもをあたたかく育てるコツ講座2回目、
テーマは「大人のあり方」でした。

私達大人がどんな気持ちで、どんな意識で、どんな視点で、
子ども達を見ていけばいいのか、
そして、同時に自分自身をどのように見つめていけばいいのか
ということをお話した日でした。

私達は小さい頃から(今もなお)ずっと
周りの人達から数々の記憶をすり込まれながら生きています。

しかし、その記憶が自分自身を苦しめていることに気づかないまま
「~ねばならない」「~すべき」と思っていることが多く、
その考えを子ども達に押しつけていることもあります。

そうすると、私達大人が「~すべき」と思い込んで
「~しなければならない」と必死で生きてきたように、
子ども達もまた苦しんで生きていくことになるのですね。

そのため、この講座の2回目では
私達の脳にすり込まれてきた記憶が
どんなものなのかを私は必ず話します。

そして、子どもとの関係を何とかしたいと思った時
まず初めにやらなければならないことが
自分自身を見つめることになります。

・自分にはどんな感情があるのか
・自分にはどんな得意があってどんな苦手があるのか
・その自分の苦手は見方を変えるとどうなるのか
・自分がいつも子どもに言っているのはどんな言葉なのか
・自分にはリラックスする時間が一日にどのくらいあるのか

など多くのことに自分で気づいていかなければなりません。

そのため、最初の1カ月は、
お子さんの素の状態を観察して記録をとってきてもらいます。

この観察はお子さんを見ているのですが
実は自分自身も見ていくことになります。

つまり、お子さんを観察しながら、
自分自身を観察することになるのです。

そして今日はその1カ月分の観察を見せてもらいました。
「記録をとってみると、思った以上に子どもができていた」
とおっしゃった方が数名いらっしゃいました。

実は記録をとるだけで子どもの状態が良くなることがあります。
それは「大人の子どもへの注目」という大きな力によって
子どもに変化が現われるのです。

子どもは大人からの注目を得るために
相当なエネルギーを使って生きていますから
それが満たされることによって
親子関係がとても良好になることもあります。

今日はそんな「大人の注目」の大切さについても
たっぷりお話しました。

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