2015年3月29日
学校
これは、まさしく私がやっている応用行動分析ですね。
何でもかんでも褒めるわけではなく、
ルールを明確にして、
そのルールを守れたら、即座に褒めるわけですから、
脳の報酬系の部位がしっかり働きますから
当然、子ども達はルールを守れるようになっていくわけです。
こういったテクニックを知っている先生というのは
子どもの脳にやさしい対応をしますから、
子ども達から信頼を得ることができますね。
そして、子どもが反発するのは
こんな教師ですよ!とご紹介くださいました。
・注意ばかりする
・お説教ばかりする
・褒めない
・笑顔がない
・楽しくない
・話が長い
・嫌みを言う
・しつこい
・主意説明が下手
・分かりきったことを聞く
・話がつまらない
・テンポが悪い
あはっ!笑っちゃいますね。
自分のことだ~と思った人は気をつけた方がよさそうです
でも、これって、先生達だけのことではありませんね。
親も支援者も同じですよ。
だから、この反対になればいいわけです。
例えば「注意ばかりする」を反対にするなら、
次のようなやり方になると思います。
『注意しないといけない子ども達に目を向けるのではなく
できている子ども達に目を向けて褒めます。
そうすれば、注意をうけないといけない子ども達は
褒められている子ども達を見て学びますから、
注意しなくて済みます』
こうやって、見方ややり方を変えることで
学級運営でも家庭環境でも職場でも
いくらでも良い方向へ変えていけるのですね。
相手を変えようとするのではなく
自分の考え方を変えていくことで、
学級づくりだけでなく
すべての人間関係をよくしていくことが
できるということを学んだ学級づくりセミナーでした。
さて、堤先生が
平岩幹男先生の「自閉症スペクトラム障害」という本が
とてもよかったとおっしゃていましたので紹介しますね。
表紙の上をクリックすると詳細をみることができます。