ハートボイスプロジェクト

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第2期・講座4回目・肯定的注目の仕方

2015年10月22日

子どもをあたたかく育てるコツ講座(ライブ)

行動理論に基づき、子育てのコツをお伝えしている
特別支援教育ジャーナリストの中谷美佐子です。

今日は発達障害の子どもを育てるコツ講座4回目。

子ども達に肯定的な注目を与えるにはどうしたらいいか?
というお話を、う~ん、今日は90分以上することとなりました。

それは、子育てにおいて
肯定的注目というのは最も重要な部分だからです。

このポイントさえ押さえていれば、
子どもは育つとも言えるからなのですね。

それで、肯定的注目というと
「褒める」ということはすぐに思い浮かぶのですが、、、
実は、その他にもたくさんあるのです。

・励ます
・その行動に気がついていることを知らせる
・ほほえむ
・感謝する
・興味や関心を示す
・そっと身体に触る

などなど、、、結構あるのですね。

そんな肯定的な注目の仕方を
子ども達にどのように与えると良いのか?
というところを、今日はしゃべりまくったというわけです。

褒め方のタイミングや
子供への視線や体の向け方、
表情の作り方、
声の調子をどのようにすると自閉症の子供が
穏やかにお母さんの言葉を聞くことができるか?等も
丁寧にお伝えしました。

褒めるときの注意点は
やはり、兄弟姉妹を比較してはいけないということ。

比較すると、たいてい競争心を強め
敵意を抱かせてしまいますから。

今日はプリティウーマンというハーブティーを
お出ししてみました


このハーブティーには、コリアンダーやオレンジ、レディズマントル、シナモン、
マリーゴールド、レモンバーム、フェンネル、ダンディライオン、ローズ、バニラが
入っているようでした。

気持ちが温かになるような味でしたよ。

皆さん「このお茶を飲んで、プリティーウーマンになったら
報告します」と言って帰っていかれました(笑)

そして、今日のお菓子はトラピストクッキーです。
津軽海峡を眼下に望む道南の丘に建つ
トラピスト修道院で作られているのだとか。

自家製の発酵バターとバターミルクが入った
さっぱりしたお菓子でした。
私はこのクッキー、結構好きだよ

では、来週は望ましい行動を増やすための
トークンシステムについてお話する予定です。
お楽しみに~!

第2期・講座3回目・行動観察と記録の仕方

2015年10月16日

子どもをあたたかく育てるコツ講座(ライブ)

行動理論に基づき、子育てのコツをお伝えしている
特別支援教育ジャーナリストの中谷美佐子です。

発達障害の子どもを育てるコツ講座3回目を開きました。
今日は、子どもの行動観察の仕方と記録の付け方をお伝えしました。

子どもの行動を観察するときに
何気なく子どもを見ていても、
そう簡単には真実は見えないものです。

そこでポイントを3つ!

1つ目は子どもが行動を起こす「前の行動」を見るということ。

2つ目は子どもが行動を起こした「後の行動」を見るということ。

3つ目は周りの大人がどのように対応したかを見るということ。

この3つをしっかり見ておくと
これまで気づくことができなかった
真実が見えてくるのですね。

そんなお話を、
お茶とお菓子を楽しみながら
めいいっぱい致しました(笑)

今日お出ししたのは「どくだみ茶」です
どくだみ茶は腸内環境が良くなるので
皮膚トラブルが無くなるのだそうですよ。

お肌ツルツルになって女性には良さそうです

お菓子は昔懐かしい「ほうてん」。
紫いもで色付けしてあります

そして、なぜ?
この講座では、めんどくさい記録というものを
つけなければならないのかもお話しました。

それは、お子さんを観察して記録をつけることで
自分自身の行動や言葉、
考え方や物の見方に
自分で気づくことができるからです。

子どもに対する見方に気づくと、
親の気持ちが楽になることが
結構あるのです。

そんなわけで、記録をとってきてもらっています。

本日のお部屋の香りはシナモンでした。
シナモンは過去の後悔や悲しい出来事に囚われやすい人や
孤独感を持ちやすい人に効果があるらしく、
ネガティブな考えを手放すことができるそうです。
今を生きることを楽しむことを促してくれるとか。

今日も受講者の皆さん、
元気になって帰ってもらえたかな?

もし、そうだったら、うれしいです。

第2期・講座2回目・親のあり方とプログラムの考え方

2015年10月8日

子どもをあたたかく育てるコツ講座(ライブ)

行動理論に基づき、子育てのコツをお伝えしている
特別支援教育ジャーナリストの中谷美佐子です。

午前中、発達障害の子どもを育てるコツ講座2回目を開いていました。
今日は「親のあり方とプログラムの考え方」を受講者の皆さんにお話しました。

こちらは受講してくださっているAさんがお持ちくださった栗です。
秋を感じられるようにテーブルの上に飾ってみました

さて、今日お話した内容は
「怒る」と「叱る」の違いです。

怒るのは自分をスッキリさせるためだけど、
叱るのは相手のことを思って伝えることなので、
できるだけ「叱る」ようにすることや、

子どもより親の方がしゃべりすぎていたり、
子どもを待つ時間が短いと、
子どもはやる気を失ってしまうこと等について
お話しました。

また、子どもを変えるのではなく
親自身が変わることで、
親子が実に良い関係になっていくこと等を
実例を用いてお伝えしました。

人が変われるときというのは
「今」なのですね。

「いつか」はいつになっても来ないのです。

そう!
「今」を大切に
これから10週間、
自分自身に気づく作業をしていきますよー!
というようなお話。

人から言われても、
そう簡単には変われないけれど、、、
自分で気づいたときは、
結構な勢いで変われますから
お楽しみに~とお話いたしました。

さて、今日はお部屋にROSE OTTOをたいてみました。
香りはちょっと薄いのだけれど、
女性の美しさを力強く支えてくれるらしいですよ。
また、女性の様々な辛さや問題に際して
優しくサポートしてくれるとか。
落ち着きのないお子さんにもいいらしいです↓

今日はTHROAT COATをお出ししました。
このお茶は喉の働きや声帯、食道、呼吸する気管を整えてくれるのだそうです。
この季節は風邪をひきやすくなりますから予防がてらに↓

お茶を飲みながら、
参加された方々が
1か月間のお子さんの観察と共に
記録をつけたことで、
たくさんの気づきがあり、
随分、気持ちが落ち着いたとおっしゃっていました。

あ~、よかった。
お母さんが幸せなのが一番です。
お母さんが幸せだと子どもも幸せだから

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広島で「学習・発達支援員養成講座」を
10月25日から開講します。

この講座は将来、広島の小学校や中学校で
専門性のある支援員として働くためのものですが、
児童デイや塾で働く方、学校の先生方や保護者にも
子ども達への関わり方を学ぶことができるのでオススメです。

発達障害の子ども達の幼少期から成人期にかけての
関わり方を学んで、子ども達を支えていきたい方は
こちらからお申込できます↓
NPO法人日本インクルーシブ教育研究所

お申込の〆切は10月10日(土)です。
明後日、〆切ですね。

発達障害の子どもをあたたかく育てるコツ講座 第2期スタート!

2015年9月10日

子どもをあたたかく育てるコツ講座(ライブ)

行動理論に基づき、子育てのコツをお伝えしている
特別支援教育ジャーナリストの中谷美佐子です。

本日、発達障害の子どもをあたたかく育てるコツ講座
第2期がスタートしました。

今日は初めてお越しになる3名の方々が
共に気持ちよく過ごせて、
元気になってもらえるといいな~と思って
アロマ(スイートオレンジ)をたいてお待ちしました。

初日ですから、お茶とお菓子を楽しみながら
自己紹介をしたり、ネームプレートを作ったり、、、
家族のことや自分自身のこと等もお話し頂きました。

やはり、発達障害の子どもを育てていると
学校の先生に理解してもらえなかったり、
家族間でもうまく理解し合えなかったり、、、
様々な葛藤がありますから、
理解してもらえる場が必要なのですね。

そんな理解し合える場がハートボイスプロジェクトなのです。

さて、今日はこれから1か月間、
お子さんの記録をつけていくために
目標行動を2つ決めました。

1つは半分くらいできているけれど
あともうちょっとかな?といったものを選んでもらって、
もう一つはチャレンジだな~と思うようなものを
選んでもらいました。

これから1か月間、
お子さんの前の行動と後の行動、
そしてお母さんがどのように対応したかを
素の状態で記録をつけてきてもらいます

一日ほんの5分程度の観察をして
記録をつけていくわけですが、
これが何とも勉強になるのですね。

お母さん達に
いろんな発見が出てきますから
楽しみです

気づくということは
変われるということ。

そう、気づきがたくさんあるほど
私達は変化していけるのです。

一か月後にお会いするのを楽しみにしています


本日のお茶はカワラケツメイ草、ハト麦、番茶、ビワの葉、
クマ笹、柿の葉、ハブ草、ドクダミのブレンドティー
山口の奥の方で採れた茶葉です。
お菓子は昔なつかしいウエハース。

さてさて、、、
発達障害は脳科学から見るととても分かりやすくなりますから
10月4日(日)に開催する脳科学から見た発達障害セミナーに
ご参加されるといいと思います。
1週間後に〆切りますのでお申込はお早めに↓
NPO法人日本インクルーシブ教育研究所

発達障害の子どもをあたたかく育てるコツ講座2015春夏 感想♪

2015年7月10日

受講者の声

子どもをあたたかく育てるコツ講座(ライブ)

本日、2015年春夏の
発達障害の子どもをあたたかく育てるコツ講座、
終了しました~。

3か月間、11回連続講座、
皆さん、一日も休まず、ご参加くださいました
ありがとうございました。

では、参加された方々の感想をご紹介しますね。

*まずは支援者のおっき~(ニックネーム)さん、50代の方のご感想です。

支援者であるけれど、発達障害の子ども達にどのように関わっていいか?分からず悩んでいたため、この講座に参加しました。

知識がないことの恐ろしさを知りました。そして、反対に知識があると自分が楽になる上、自分を見つめなおす良いきっかけになることが分かりました。

これまで否定的な言葉で子ども達を注意していたことが多かったのですが、受講していくうちに肯定的な言葉がけができるようになっていました。そうすると、子ども達が「おやっ?」という表情になり落ち着いていくのです。部屋の中を走り回っていた児童が、いつしか安定し走り回ることが少なくなっていたのには驚きました。

講師の中谷さんは、言葉を明確にして分かりやすく伝えてくださり、受講する環境も整えてくださり、ほっとする場所で学べたことを感謝しています。

受講しようかどうしようか迷っている方は、まずは門をあけ、参加してみることをお勧めします。きっと自分自身が楽になりますよ。どんなことも自分からのスタートだと思うので、まずはご自分を整えるためにも、ぜひ、発達障害の子どもをあたたかく育てるコツ講座に参加してみてください。

とのことでした。おっき~さん、ご感想をありがとうございました。

*もう一方、保護者のなぎら千尋さん(40代)がご感想をくださいました。

私は子育てに自信がなかったので参加しました。この講座で私は自分では気付けなかったことをたくさん気づかせてもらいました。これからの人生は、家族や自分や周りの人に感謝の気持ちをいっぱい持って、穏やかに楽しく暮らしていきたいと深く思いました。

受講前までは、何が不安だったのかがよく分からなく、そのよく分からないことがとても不安だったのですが、受講していくうちに、もしかしたら自分の不安は私の特性からくるものだったのかもしれないと思い始めました。そのことに気付けたおかげで、先に進めそうな気持になり、今、とても前向きな生き方ができるようになってきています。

自分を知ることはとても大切なことだと、この講座を通して、よく分かりました。自分に気づけた頃から、子どもの気持ちにも寄り添うことができるようになりました。

私が気づいたことに対して、そのままではなく、これからどのようにしたらよいのかも、私に合わせて教えて頂いた上、丁寧にフォローしてくださったので、私はこの3か月の間に大きく成長することができました。きっと、私は他では自分自身に気づくことができなかったと思います。この講座に参加して本当によかったです。

2015年春夏の発達障害の子どもをあたたかく育てるコツ講座に参加くださった
おっき~さんとなぎら千尋さん、愛と安らぎと幸せがやってきましたね。
こちらこそ、ハートボイスプロジェクトにご参加いただいたことを深く感謝しています。
では、子ども達へのあたたかいまなざしを引き続きよろしくお願いします

7月20日(祝・月)開催のワーキングメモリと発達障害セミナーの
お申し込みを受け付けています。締切は7月13日です。
詳細はこちらからご覧ください↓
NPO法人日本インクルーシブ教育研究所