ハートボイスプロジェクト

ハートボイスプロジェクトブログ

2016年6月17日

子どもをあたたかく育てるコツ講座(ライブ)

お花とペアレントトレーニングテキスト

広島で行動理論に基づき
発達障害の子ども達の育て方のコツをお伝えしている
ハートボイスプロジェクトの中谷美佐子です。

【保護者のための】子どもをあたたかく育てるコツ講座7回目、
今日のテーマは「困った行動を減らす、クールダウンの仕方」でした。

前回、困った行動を減らすためには
愛をもって見てみぬふりをすることの大切さをお伝えしました。

そして、子どもの良い行動を定着させるためには
良い行動が出た瞬間に即褒めることが重要だとお話しました。

今日は、困った行動を減らすために必要な
クールダウンの方法をお伝えいたしましたよ。

クールダウンをお伝えするのに
あまりつながりがないように思えますが…(笑)
お部屋の香りをローズオットーにしてみました。

アロマ ローズオットー ペアレントトレーニング

ローズオットーは心を癒し、穏やかに元気を取り戻してくれる作用があるのだとか。
特に拒絶や傷つけられ、自分への自信がなくなってしまったとき、
もう一度受け入れる手助けをしてくれるそうですよ。

さて、クールダウンの方法をお伝えする前に
少しばかり、タイムアウトについてもお話しました。

タイムアウトというのは短時間、何もない空間で
心を落ち着ける時間を設けるということで使われますが、

日本の家屋のことを考えると
ちょっと難しいかな?と私は思っています。

なにせ日本のお家は物で溢れ返していることが多く
(すべてのお家がそうではありませんが)
タイムアウトするにはちょっと刺激が多いかな?

それで、日本の家屋でも簡単にできるクールダウンの方法を
数々お伝えしました。

「畳の部屋には何にも置いていないので
そこで私がクールダウンしようかな?」と
おっしゃっているお母様がいらっしゃいましたよ。

これはとてもいいですね。

実は私達大人はいかに子どもを落ち着かせるかを考えていますが
結構ヒートアップしているのはこちら側(私達大人)だったりします。

それは私達の方が子どもよりも言葉巧みですから
結構な勢いで子どもにまくし立ててしまっていることがありますね。

そうすると、子どもはまだ人生を長く生きてきていませんから、
知っている言葉も少ないですし、
どうしようもなくなって暴れるしかなかったりするのです。

そういったことになる前に、
大人の方が先にクールダウンした方がいいことが多いですよね?

そんなお話をしながら、
反省したり、前向きになったり、ほっとしたり、
「あっ!そうか!」と気づいたり
「私もOK、子どももOK」となればいいな~と思っていました。

来週は8回目「子どもの協力を引き出す方法」です。
お楽しみに♪

さて、第4期、残り2席となりました。
参加ご希望の方はこちらをよく読んでからお申込ください↓
2016秋冬【保護者のための】子どもをあたたかく育てるコツ講座

7月24日(日)学習・発達支援員養成講座の特別講演会を開きます。
テーマは「インクルーシブ教育をはじめよう!」
講師にノートルダム清心女子大学の青山新吾先生をお迎えして
インクルーシブ発想の教育、教室における合理的配慮について
青山先生と私がお話いたします↓
NPO法人日本インクルーシブ教育研究所

ペアレントトレーニング スクリーン