2015年3月25日
人生・心
気になること
発達障害
「当たり前」「当然」「~すべき」という言葉を聞くと、
私はドキッとしてしまいます。
そして、しばらくすると、
何だかな~、、、と思ってしまうのです。
それも、発達障害を勉強している人達からだったりすると、
何とも言えない気持ちになって
「はあ~」と溜息をついてしまうことさえあります。
実は、発達障害を勉強していくと、
「当たり前」や「当然」ということがなくなっていくのですね。
それは、みんな違うからです。
みんな違うということを知ると
みんな感じ方が違うということが分かります
その感じ方が、いかに、みんな違うかということを知ってくると
結局のところ、人の生き方に関わってくるということ。
人生とは何か?
生きるとは何か?
人間とは何か?
いろいろ考え始めるわけです。
そうすると、私達はなぜ生きるのか?を模索するようになり、
いつしか自分らしく生きるためには
どうすればよいのか?を考え始めるわけです。
この辺りから、人は穏やかに生きるとは?
幸せに生きるとは?を考えるようになり、
人と比べない生き方の大切さが分かるようになっていくのですね。
そうすると、人によっては自己中心とか
我が道を行くなんて言われてしまいますけど、
そうではないんですね。
自分と周りが幸せに生きるための
考え方の工夫ができればいいわけです。
発達障害を勉強すると、
こんな私でも精神性を高める努力をしようと思うくらいですから、
誰もが発達障害の勉強をするようになると
実に穏やかな社会が築けると思う今日今頃なのであります。
2015年3月23日
発達障害
私は、自閉症の人達の
「言葉を話すこと」と「聞き取ること」の
能力は大きく違うと思っています。
自閉症の人達はざっくり2つに分けるとするなら
「よくしゃべる人」と「発語がない人」と
分けることができるでしょう。
一見、よくしゃべる自閉症の人は
聞いて理解することもかなりできるだろうと
思われてしまうのが難点です。
つまり、彼らはしょっちゅう誤解を受けることになるのです。
実際には、しゃべる程には聞いて理解することが
うまく理解できないのが自閉症の人達なのです。
そんなこと、一般の人達には全くもって
理解できないので、かなり誤解が生じます。
会話がうまく成立しないことに違和感を覚えたとしても
ふざけているんじゃないか?
悪意があるのではないか?
ごまかそうとしているのではないか?
とぼけているのではないか?
怠けているのではないか?などなど、、、
とっても悪いほうに誤解されやすいのです。
そういったことで、
コミュニケーションの行き違いから、
人間関係が崩れてしまうことも少なくありません。
だから、自閉症の人で、自分の特徴に気づいている場合は
自身の特徴や事情を前もって説明しておくといいでしょう。
※気づいていない人は専門家等に聞いて、ご自身の特徴について
知っておくといいと思います。
また、できるだけ書いて伝えてもらえるように
お願いするのもいいかもしれませんね。
一方、一般の人達は
しゃべる程には聞き取りがうまくいかない人も
この世の中には結構いるのだということを知っておくと、
いざこざが少なくなるでしょう。
発達障害の特性をたくさん持っていたとしても
たいてい一見普通に見えますから、
どうしても平均的な発達をしている人達と同じように
何でも理解できると思われてしまいがちですが、、、
「実はそうではない」ということを
みんな(自閉症の人も周りの人も)が理解できるようになると
この世の中はとても穏やかになっていくだろうと思います。
2015年3月7日
人生・心
2015年2月26日
人生・心
一方では、何としても自分の独特な考えに
周りを従わせようとやっきになっている人もいます。
そんなことをしていたら
「自分らしさ」はすっかり消えてしまいますね。
そして、自分も周りもとっても苦しくなってしまいます。
いつしか、皆と「違うこと」を考えてしまう自分は
ダメな人間なのではないかと思うようになってしまいます。
やりたいことをやってみましょう!
ただ、自分を傷つけない、
他人を傷つけない、
社会のルールに従う、
人から危険人物と思われないようにすることは大切ですよ。
自分らしく工夫しながら生きればいいのです
さあ、前に進んで行きましょう
2015年2月16日
メディア
人生・心
ここのところ、
子ども達を見ていても、
周りの大人を見ていても、
すぐに折れてしまう人が多いな~と感じます。
すぐに折れてしまうようでは
発達障害への正しい認識普及活動など
できはしませんから、、、
当然、私はどんなことがあっても
折れたりはしないように考え方の工夫をしています。
しかし、発達障害というのは理解してもらいにくい分野ですから、
何かと批判されやすいため、
発達障害への認識普及活動の中で、
私も何度か心が折れそうになったことがあります。
批判されると誰しも、
苦しくなったり、悲しくなったり
心が折れそうになりますね。
私も人間ですから、
時にそういった気持ちになります。
ただ、私はたくさんの苦しみを乗りこえてきたので
苦しみを乗りこえた後の「喜び」というものが
どういったものなのかを、何度も経験してきています。
思えば、苦しみや悲しみというのは、
私自身が成長するための踏み台というか
道のりだったように思います。
その乗りこえた先で気づいた
「本当の喜びとは何か?」や
「本当の幸せとは何か?」を知った瞬間の記憶というのは
いまだに私の身体の中に残っていて、
その記憶をたよりに苦しみを乗りこえた先を見つめて
苦しみの時をふんばることができるようになってきています。
そんなメカニズムを1年くらい前でしょうか?
分かりやすく解説している番組がありました。
NHKのクローズアップ現代です。
”折れない心”の育て方~「レジリエンス」を知っていますか?~
というタイトルでした。
その放送の記事がありますので、
ちょっと読んでみるといいですよ。
元気になれると思います↓
クローズアップ現代 NHK ONLINE
http://www.nhk.or.jp/gendai/kiroku/detail02_3486_all.html